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- カテゴリ:中学生 一般
- 発行年月:2002.1
- 出版社: 晶文社
- サイズ:21cm/135p
- 利用対象:中学生 一般
- ISBN:4-7949-2651-0
紙の本
大切にしたいものは何? (みんなで考えよう)
自分で問題を見つけ、自分なりの自由な答えを見つけませんか。鶴見俊輔のそんな言葉で「みんなで考えよう」は始まった。哲学者と13人の中学生がイジメや塾、ムカツクことなど、子ど...
大切にしたいものは何? (みんなで考えよう)
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商品説明
自分で問題を見つけ、自分なりの自由な答えを見つけませんか。鶴見俊輔のそんな言葉で「みんなで考えよう」は始まった。哲学者と13人の中学生がイジメや塾、ムカツクことなど、子どもたちを取り巻く問題について話し合う。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
鶴見俊輔と中学生たち
- 略歴
- 〈鶴見俊輔と中学生たち〉1922年東京生まれ。哲学者。46年、雑誌『思想の科学』を創刊。著書に「鶴見俊輔集」「期待と回想」「隣人記」など。
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紙の本
中学生にこそ必要な哲学的思考
2002/02/06 18:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:神楽坂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生という時期は、最も哲学的な思考をする年齢であると思う。小学生よりは知恵がついているが、高校生ほど人生を達観することは出来ない。そして、大人たちから言われることは、どれもこれも見当外れなものばかり。これでは、考え込まざるを得ない。
13人の中学生たちと数人の大人、そこに哲学者鶴見俊輔が加わって、ムカツクこと、塾、マンガ、大切なもの等、若い世代の直面する問題を論議していく。これらは答えの無い問題であり、自分なりの答えを見つけることが大切なのだ。親や教師に関する問題は、いつの時代でも、中学生にとって重大なようである。
ただ、中学生たちが大人になって過去を振り返った時、はじめて、中学生当時の問題を的確に表せる言葉と概念を創造し得ると感じた。それでも、この試みは有益であったと思う。