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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.1
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/238p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-269163-9

紙の本

タイムトラベルの哲学 「なぜ今だけが存在するのか」「過去の自分を殺せるか」 (Kodansha sophia books)

著者 青山 拓央 (著)

「過去の自分を殺せるか」など永遠の疑問から、アキレスと亀のパラドックスにおけるアリストテレス以来の画期的考察まで、哲学と時間論の視界を良好にする。【「TRC MARC」の...

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タイムトラベルの哲学 「なぜ今だけが存在するのか」「過去の自分を殺せるか」 (Kodansha sophia books)

税込 1,650 15pt

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商品説明

「過去の自分を殺せるか」など永遠の疑問から、アキレスと亀のパラドックスにおけるアリストテレス以来の画期的考察まで、哲学と時間論の視界を良好にする。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

青山 拓央

略歴
〈青山拓央〉1975年北海道生まれ。千葉大学文学部卒業。現在同大学大学院修士課程に在籍。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

「哲学」の始まり

2002/03/24 15:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 巻頭の対談「この本を読むにあたって」で永井均氏が語っているように、三部構成の本書のうち「哲学的な意味」で圧倒的に面白いのは第3部「誰が時間を語るのか」だ。

 著者はそこで、アキレスと亀のパラドックスが孕んでいる「すごい問題」(これも永井氏の言葉だ)──「無限の時間軸を所与のものとして扱う態度」への批判と「この時間軸が語っているのは、誰にとっての時間なのか?」「その時間軸はいかなる同一性を根拠に据えているのか」という問いがそこから出てくる──を起点にして、「視点」の同一性に立ったカントの時間論(それは「私」の「視点」と一体化した世界の同一性を基盤としている)の枠組みから、「対象」の同一性(それは固有名詞の使用というかたちでわれわれの言語に溶け込んでいる)に基づいて構成される時間軸を分離し、さらに心脳問題との関係や主観成立以前の根源的な時間の流れについて言及し、そして時制の客観性と事物の同一性の二つの概念を不可分一体のものとして自らの内に取り込んだ言語をめぐる終章の議論へとつないでいく。

 《時間の流れの問題は、たとえ脳を作っている物質の固有性が完璧に数量化されたとしても、別の次元の問題として残されると思う。なぜなら物質の数量化は、経験可能な世界内部の問題だけど、この時間の流れってやつは、僕らの経験可能な世界に一切姿を現さないんだから。でも僕の直観としては、時間の流れが経験不可能だからといって、これを無視するのは危険だと思う。──「波形」が本当の「波」になることの、理由が明らかにならないからだね。》

 ここには全ての哲学がそこから「始まる哲学」(これも永井氏の言葉だ)の可能性が凝縮されていると思う。もちろん第1部での「なぜ今だけが存在するのか」をめぐる議論や経験の「現実性」と個人の経験を超えた客観的な「実在性」の区別、ウィトゲンシュタイン=永井の「語り得ぬ現在」への言及もスリリングだったし、第2部での時間モデル(実在性と可能性、単線モデルと分岐モデルの組み合わせによる)をめぐる議論も魅力的だった。

 それでも、あえて(?)副題に取り上げなかった第三の問い「誰が時間を語るのか」(青山氏にとっての究極の哲学の問題だと思う)に真っ向から取り組んだ第3部の迫力には及ばない。そこから何か新しい歴史哲学のようなものが始まるのかどうか、それは誰にも分からない。

 ──数式がほとんど出てこないことが一般向けの数学や物理学の本のウリにされることがあるが、高名な哲学者の名前やその思索をめぐるくだくだしい紹介がほとんど出てこない哲学の本こそ真正の哲学書だ。本書を読み終えて、改めてそう思う(一言断っておくと、すべての哲学の本は一般向けに書かれている。というより、自らの哲学の問題とそれをめぐる思索を「われわれの言語」を使って公にした人のことを哲学者と呼ぶのだ。ついでに書いておくと、哲学者の名前とは「哲学の問題」の異称である)。

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紙の本

たまには読みたい,知恵熱出そうな本

2002/05/20 09:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Snake Hole - この投稿者のレビュー一覧を見る

 SFに出て来るタイムトラベルの分析 (その実現可能性の分析ではない) から,なんというか時間論を哲学するココロミ……というべきなんだろうか。面白くは読んだが説得はされなかった,という読後感である。
 具体的に行こう。まずは4章「タイムトラベルと2つの今」の中での「私の今」と「動く今」に関する考察が,オレにはなんかヘンな感じがした。一切の実証が不可能でありながら「動く今」のイメージが有効に働くのはそれが「決して他人と共有され得ない『私の今』」の「生活の為に必要な方便的サブセット」だからぢゃないのかな。青山氏の言葉を借りれば「動く今」と呼んでいる方の今こそが「私の今」の手下なんだ,というのがオレの「感じ」なんだけどな。
 もひとつ,こっちは別に違和感ではないんだけど,9章「タイムトラベルと同一性」の議論の中で,ニュートン力学から相対論への飛躍を論じた部分「時間概念の構成に用いる無根拠な同一性の選択」という言葉はちと分かりにくかっった。ニュートン力学から相対論への「移行」(飛躍かなぁ) は,ヘンな言い方をすれば「限定解除」なんだよね。ニュートンにはどのような同一性の選択肢もなかった,アインシュタインはその選択肢を得て,その中で最も遠くまで (この「遠く」は時間的にも空間的にも,というか時間と空間の区別がなくなるところまで,なんだけど) 有効でありそうな選択をした,のだと思うのね。
 読んでるウチに自分の「哲学」が頭をもたげてくる。人間の生存ちうのを認知のインフレーション,同時にエントロピーの消費だと考えれば,熱力学の法則をメタファーとして使って,そも命というのは「時間に関しての位置エネルギーみたいなもの」と考えられそうデハナイデスカ,なんてね。……ひさびさに知恵熱出そうな本でありました。
 

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2006/12/17 02:04

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2007/11/18 23:31

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2010/01/10 19:42

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2010/06/26 18:26

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2011/02/12 22:35

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2019/03/20 21:39

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2019/07/02 19:09

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2019/10/12 21:46

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