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紙の本
20年後にも十分通用する内容ということは、この国は何も変わっていないということになってしまうのだけれど
2008/04/19 11:43
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
石ノ森章太郎萬画大全集第6期に収録されていて、久しぶりに読んでみたら、これはすごかった。全集の1冊として書評が書けないので、ここに書くことにしたのだけれど、ともかくこの本が今一度読み返されて、21世紀の日本の政治を考える一助となってほしいと思うし、少なくとも私は考えさせられるところが多かった。
言わずと知れた石ノ森の代表作「マンガ日本経済入門」の第4作。すでに前3作までで経済の大方の解説は済んでしまった感があり、また当時のマネーゲームの激しさに比べればこの本で描かれている題材は地味にも見える。だがここで取り上げられている「予算編成」「税制改革」「公共事業」「補助金行政」は、どれも今なお続いている問題である。20年前でもこれだけ問題として考えられていたのかと、改めて知ったわけだし、その問題がほとんど何も解決されていないということに愕然としてしまう。
いったいこの国は、20年の間何をしてきたというのだろう。
それでもまだ遅くはないと思いたい。そして、これから20年、30年、あるいは100年先のことを考えていく時に、この本は格好の参考書となると思う。マンガとしても少しストーリー性をもって描かれているので、解説だけに留まらずに面白く読める。
だが、ここに登場してくる経済企画庁の官僚はあまりに政治家と繋がっているのではないだろうか。こんなのあり?
紙の本
経済を主体とした政治について解説
2002/05/13 01:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒロト - この投稿者のレビュー一覧を見る
石ノ森章太郎氏のマンガ日本経済入門の第4弾。時代背景は、まだまだバブル経済の最中の80年代後半。経済企画庁に勤務する主人公を中心とした話です。マンガ日本経済入門は、すべての巻を読んできたが、どれも独立した物語背景で、大変面白く、10年以上たった今でも時代に当てはまる事がたくさんあるので、ぜひ経済に興味のある方はほしい1冊だと思います。私自身も、学生の頃にこの本を読んでおけばもう少し視野を広げられたのにと思います。パート4は、パート1、2ほど、パワー面白さは感じられなかったのですが、日本の補助金制度について考えるのに大変役にたったと思います。