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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.2
- 出版社: 新書館
- レーベル: 新書館ディアプラス文庫
- サイズ:16cm/244p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-403-52053-2
あさがお 1 (新書館ディアプラス文庫)
あさがお~morning glory~(1)
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紙の本
好きです。
2002/07/26 21:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aki... - この投稿者のレビュー一覧を見る
『十四歳は忙しい』
勉強、友情、母親の再婚…まさに思春期真っ只中の14歳の微妙な心理を描いた作品です。大人の階段をのぼり始める朝来(あさき)を、ときにはきびしく、ときにはやさしく見守る義兄・聡見。このふたりの関係が今後どうなるか続編に期待大です!
『大人だって忙しい』
大人の甘くせつない愛。“恋人=恋する人”“愛人=?”というフレーズにどきどきさせられました。感動します。
どちらも微妙な戸惑いがうまく描かれていてとっても好感が持てました。本当にオススメです!!
紙の本
思春期のもどかしい思い
2002/03/01 01:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:EL - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親の再婚、いつも三人で仲良くしていた幼馴染が付き合い始めたこと、そんな誰にでもありそうな日常の、だけど14歳という微妙な年齢の揺らぐ心を上手く表した作品。
思春期、という、自分の気持ちにすら怯え、自分の打算的な面に気づいていながら直視することの出来ない弱さ、再婚した母親の「女」の部分を見て辛くなること、そのひとつひとつが、感情移入しやすく、すぐに入りこんでぼろぼろに泣いてしまった。
無邪気な笑顔や、人懐っこさが裏があって、そんな自分に自己嫌悪を抱いている主人公を、「健気でかわいい」と言い切った攻が良かった。あと、精神的だけではなく、実際的な面でも、家事をさせたり、勉強を見てやったりという、他の面でも主人公を成長させている所が、リアリティがああっていいと思った。同時収録されている話も、振回されながらも真摯なところがいいとおもった。
面白い上に、盛り上げ方も上手い。何より受はかわいいし、攻は格好いい! シリーズものだが、一巻ずつでも読める話。これからがすごく楽しみである。
紙の本
少年の切なさと、大人の切なさ
2002/03/14 19:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hina - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親の再婚で、義理の兄ができた朝来(あさき)。中学三年生の朝来に、義理の兄で予備校講師をしている聡見(さとみ)が、家庭教師している。最初は聡見の意地悪な面ばかり目についたが、気がつくと朝来にとって、聡見は気になる存在になっていた。
というあらすじだけを見ると、恋愛主眼のようだが、母親の再婚に揺れる微妙な朝来の気持ちや、実の父親に対する思いが、とても切ない。そして、悩んでいた朝来のSOSが見抜けなかったといってショックを受ける聡見もまた、切ない。
同時収録の「大人だって忙しい」は、本当に大人の、切ないラブストーリーです。
電子書籍
中学生受
2017/12/31 21:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生が受けの小説ってもういまはあんまりないですね。
受けの中学生らしい視野の狭さと短絡思考は、周りが言葉足らず過ぎるのも原因だなと思います。
元の父親も、母親も現在の父親も、中学生になったらかなりの部分でわかるのだから、説明は必要だよな~と思いつつ。
2巻読みます。