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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 5件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.3
  • 出版社: 原書房
  • サイズ:20cm/392p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-562-03496-3

紙の本

剣の歌 ヴァイキングの物語 (サトクリフ・オリジナル)

著者 ローズマリ・サトクリフ (著),山本 史郎 (訳)

時は9世紀。ヴァイキングの進出が始まった時代。冒険、戦い、神話と信仰、そしてケルト人の娘アンガラドとの出会い…。海を舞台に、剣をたずさえた少年ビャルニの5年間にわたる波瀾...

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剣の歌 ヴァイキングの物語 (サトクリフ・オリジナル)

税込 2,200 20pt

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紙の本
セット商品

サトクリフ・オリジナル 13巻セット

  • 税込価格:26,950245pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

時は9世紀。ヴァイキングの進出が始まった時代。冒険、戦い、神話と信仰、そしてケルト人の娘アンガラドとの出会い…。海を舞台に、剣をたずさえた少年ビャルニの5年間にわたる波瀾万丈の物語。サトクリフの最後の傑作。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ローズマリ・サトクリフ

略歴
〈サトクリフ〉1920〜92年。イギリスを代表する歴史小説家。59年カーネギー賞受賞。著書に「ともしびをかかげて」「アーサー王最後の戦い」などがある。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

剣のご奉仕

2002/07/28 23:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うみひこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

サトクリフの晩年にかかれたこの作品は、実に若々しく生きる力を謳い上げる。まずは、最初に掲げられた地図を見て欲しい。主人公の少年が彷徨う国々の地図、そこにはスコットランドとアイルランドの北にある島々や入り江と海が描かれている。そう、主人公は、ノルウェーからスコットランドに入植したヴァイキングの少年なのだ。キリスト教の修道士を殺してしまい村の族長の誓いを破ったことから、彼は五年間の追放を言い渡される。そこで彼は商人の船に乗り込み、剣の腕を買ってくれる主人を求める旅に出る。「剣のご奉仕」を捧げ、闘いの日々を送る主人公。彼は二人のヴァイキングの主人に仕えることになる。その間にヴァイキング同士の海戦や、様々な民族同士の闘いに参加する。彼の周りに描かれるのは、ピクト人等の違う種族との争いと政略結婚による和睦の様子、北欧の神々への信仰と祭事、新しく現れたキリスト教の浸透や修道士たち、そして、アイスランドへの大移住等のこの時代の様々な変化だ。やがて、主人公が故郷への帰還の道を辿るとき、海がまた彼の運命を大きく変え、長い間自分の犬しか愛せなかった少年の心を大きく変えていく。五年間の追放を終えて戻ってきた少年は、罪の許しと自分の家族を携えて族長に会い、故郷の土地を耕してそこで暮らしていける一人前の男として認められるのだ。
剣一本の生活というのは、現代の私たちから見るとあまりにも殺伐としている。そして、サトクリフは主人公の少年の心に余計な感情を書き込まない。いかにも遠い時代の少年らしく、逞しく生きる力と単純な感情しかもっていない主人公なのに、気がつくと読者もじっくりと少年の成長に合わせその心を理解して行くようになる。この時代に起こった様々な出来事が盛り込まれているため、歴史の知識に乏しい私のような者にとっては、難しくてとても不思議な物語でもある。何度も地図を見直しながら、多くの入り江や島を少年と共に旅をして、繰り返し繰り返し海に揉まれてこの時代と主人公の心を理解していく、そんなふうに読み込んでいける物語なのだ。

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紙の本

これもイルカの紋章つき指輪の話の続きか??

2002/10/08 11:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Yan - この投稿者のレビュー一覧を見る

バイキングがイングランドを荒らしまわっていた時代のスコットランド
バラ島の木足のオヌンド、オークニー諸島のシグルド
マル島のソーステイン、ノルウェーの美髪王ハーラル
などなど海賊の領主がたくさん出てきます。
この物語は少年ビャルニが罪を犯したために5年の追放を命ぜられ
そのあいだに剣の技を奉仕する経験を積み、大人になって故郷に
帰るという話です。

最初の2年に仕えたのは木足のオヌンド。彼の足の代わりとなり
どこへでもついって行ったビャルニ。ビュート島の海戦で一旗あげるのですが
少女タラの策略に会い、バラ島を追われます。
次に使えたのが赤毛のソーステイン。アーガイル人の母を持つマル島の族長
このころは、海賊の間で政略結婚が行われていたようで
ソーステインの母アウド夫人も、その孫であるグロアも他の族長と結婚しています
(サトクリフの作品には必ず赤毛の男がキーパーソンで出てきます)。

グロアの夫はピクト族のドゥンガルでオークニー島のシグルドとは同盟関係にあります。
オヌンドがシグルドに同盟を求めてやってきたとき、生まれたばかりの自分の子どもを
「養子に」といって差し出すのですが、シグルドは人質にはしません。
口約束といってもそれが正式の誓約になった時代なのだなということがわかりました。

ピクト族の争いに巻き込まれてシグルドもソーステインも命を落としてしまう
というのが野蛮な絵の具族ピクトを思い起こします。
「辺境のオオカミ」にも「王のしるし」にも出てきます。

ビャルニの行動はこの族長達の影に隠れてしまいそうなほどなのですが
最終場面でうって変わるのがよかったです。
5年の歳月を異国で過ごしたビャルニにアウド夫人が与えたのは金貨3枚と
ビャルニの未来の息子のための剣でした。
それを持って家に帰って終わりか、と思ったら
難破に会い、そこでブリトン人の娘アンガラドに会うところから
急転します。

なんとアンガラドは「イルカの紋章つきの指輪」を持っていたのです。
場所はウェールズですから「ともしびをかかげて」のアクイラの子孫です。
魔女呼ばわりされて迫害されかかっている彼女は「運命の騎士」の
アンクレットのように思えました。
ビャルニはアンガラドの農場を手伝いながら彼女の用心棒を務めるうち
二人の間に心が通うというものですが
アンガラドの中にある誇り高いアクイラの血筋が垣間見えて
気持ちが引き締まりました。
ソーステインの奴隷で元はアーガイルの王族だったエルプが
ビャルニに言った言葉
「自分の生まれや育ちを引きずりながら、胸の中の思いの命じるがままに
自分流に行動しないとすまないような愚か者がいるが、君はそれだ」。
自分の生まれ育ちにこだわったからこそ、ビャルニは5年の歳月を剣の奉仕に
ささげることができたのだと思います。
故郷に帰ってきたとき、自分を追放した族長がビャルニを「帰ってきたか」
と迎える場面はそれまでの戦いに満ちた冷たい場面と打って変わって
あたたかいものが流れていました。

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2006/07/16 23:51

投稿元:ブクログ

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2007/01/25 11:34

投稿元:ブクログ

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2018/09/01 06:29

投稿元:ブクログ

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