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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.4
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/334p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-273405-2
文庫

紙の本

20世紀は人間を幸福にしたか (講談社文庫)

著者 柳田 邦男 (著)

20世紀は人間を幸福にしたか (講談社文庫)

税込 628 5pt

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収録作品一覧

科学の世紀と「たましい」 河合隼雄 対談 19-56
私のいのちは私のもの 星野一正 対談 57-88
「知の組みかえ」の時代 中村雄二郎 対談 89-124

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

やはり失ったものは多い

2003/12/05 19:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ROKU - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最近『リトル・トリー』という、アメリカン・ネイティブの少年を主人公にした物語を読んだ。その中に、少年の祖母が「人間には二つの心がある」と話すくだりがある。ひとつは「体の心(ボディ・マインド)」で、もうひとつは「霊の心(スピリット・マインド)」と呼ばれる。「体の心」だけを育てていると「霊の心」が枯れてしまい、人間は欲望に支配されてどんどん卑しくなっていくのだという。

 この「霊の心」とは、まさに、この本『20世紀は人間を幸福にしたか』の最初の対談で、河合隼雄さんが言われる「たましい」と同じだと思う。古き伝統の中で培われていた、素朴だけれども自然や文化に根ざした哲学を、20世紀はいとも簡単に否定してしまった。たとえば、「便利さ」と引き換えに失ったもの。それは、ケータイ依存症の若者達を見てみればすぐにわかる。
 
 河合隼雄さんは巻頭と巻末の二回出てくるのだが、後のほうの対談では子どもの危機について述べる。その中の、「ビニールハウス栽培(される子どもたち)」という言葉に非常にショックを受けた。しかし、PTAの役員などをやっていると、垣間見る学校教育の実態に、「そうかもしれない」と密かに頷く私がいる。そのようになってしまった原因を、河合さんはやはり「20世紀が失ったもの」として捉えている。

 河合さんのことばかり書いてしまったが、登場するその他の知識人の方々(星野一正、中村雄二郎、高坂正尭、樺山紘一、伊東光晴、加賀乙彦、村上陽一郎)の言葉も、それぞれの章がコンパクトにまとめられているにもかかわらず、どれも刺激的だし心にしみる。きっと柳田邦男さんの話の引き出し方がうまいのだろうが、やはり事前にすごく勉強されているのだと思う。

 読後、「実存」についてちょっと考えたくなる。

 お勧めである。

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