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紙の本
住民主体のパブリックサービス
2004/10/03 19:58
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投稿者:【情トラ】 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■国会議員から転身した北川氏、NHK記者から転身した橋本氏、厚生省課長から転身した浅野氏。三者それぞれが、現地とのしがらみのないところから、「お上」意識が強かった県政を変革していく道のりを鼎談によって語る本書は、まさに「知事が日本を変える」ことの論議となっています。
■本書のなかでは、様々なキーワードがとびかいますが、個人的に興味を引いたのは、次の橋本氏の発言。
『パブリックなことに幅広いスタンスで自分の意見を述べたり、意見を求められたときには積極的に答えようという意識は、まだ日本では十分に育っていないような気がします。住民のそうした意識を高めていくにはどのようにすればいいのか、今後の重要な課題になると思います。』
■この発言をひとつのきっかけとして、私は個人サイトを大幅リニューアルした経緯をもちます。だからこそかもしれませんが、何らかのかたちで、パブリックなことに関与したい(!)という気持ちを持つ皆さんに対して、是非とも推薦したい書なのです。