高野優の空飛ぶベビーカー エッセイマンガ

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投稿者：なりむ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　育児マンガ界のカリスマ・高野優さんの絶大なる人気の秘密は「笑い」と「涙」の絶妙なバランスにあります。ワハハ８割、ホロリ２割。いわゆる「優秀な母親」像とはほど遠い、おちゃめで破天荒な高野さんが、時折チラリと見せるピュアな母心。これが多くの読者の共感を呼ぶのです。
　本書では、しかし、この比率が逆転しています。ワハハ２割、ホロリ８割。それまでの高野さんを知る読者は少々戸惑うかもしれませんが、今までチラリとしか見せてもらえなかった「ホロリ」が、本書ではたっぷりと味わえます。
　一節一節に涙がジワリ、もう一度読んでまたジワリ。キラキラ光る子育てエピソードのひとつひとつが、磨きぬかれた短くわかりやすい文章にギュッと詰まっている、まるで宝石箱のような一冊です。
　高野さんの「ホロリ」を愛する方にオススメ。

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投稿者：京礼　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

私、母親2ヶ月の新米母は、いろんな育児本片手に一生懸命息子を洗脳していました。
周りからは、「頑張りすぎ！」、「ノイローゼ？」と言われながらも、ただひたすら
育児に追われてました。
そんな時、友達から「高野優さんの本がおもろいよ。」と言われ、「何、おもろいって、赤ちゃんをばかにしとるのか！」「子供を売り物にしてるようだったら許さん！」と鼻息荒く、手にしたところ「えっ、育児って、お母さんお母さんしてなくっていいんだ」と何か心が「ほっこり」しました。

世の中たぁーっくさんの育児本が出てて、近所に世話してくれる人のいない都会では特に
育児本に頼るしかないけど、高野さんの等身大の姿を拝見して自分も思い直しました。
「だって、私は私以外の人間にはなれないんだもん、気楽に行こう」
高野さんの言葉をお借りして…　　　「育児は育自」

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投稿者：あきママ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて、高野さんの本は読んだのですが、
一度に読んでしまいました。

今、私も３歳と１歳の二人の男の子の子育てをしていますが、
この本を読んでもっと、もっと楽しまないといけないなあ…と
思ってしまいました。
反抗期の子供に毎日怒ってばかり、これではいけないと感じました。

初めて話す言葉。
とても大切ですよね。
私もこの本に書いてあったように、ノートにメモしていこうとか思います。

初めは笑って、最後は感動して。
とても心が温まりました。

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投稿者：tomochi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

騒ぐ子供を主人が見ていてくれたので、ほんの数分だけゆっくり見られた本屋さんで出会った１冊。子供が寝てから読みはじめ、くすっと笑ったり、うんうん、とうなずいたり、最後にはぽろぽろ涙を流しながら、あっという間に読み終わっていました。
母親になって７年。２人の子供に振り回されて、まるで毎日嵐の中で翻弄されているような子育ての日々。すべてがはじめてで、右も左もわからないとは、まさにこの事！
これでいいのかな、私のやり方間違ってないかな、ウチの子だけ変なんじゃないかな…、ずーっと出口のない真っ暗なトンネルの中を歩いている気分。そう、育児のトンネル。
子供が０歳なら、母親だって０歳。「母親なのにわからないの？」と聞かれるたび、「だってわかんないよ！」と心の中で叫んでいたのを、それでいいんだよ、わからなくて当然だよ、と肩をポンポンと叩かれたような気のする内容の本でした。
すぅっと肩の力が抜け、生まれたときの感動を忘れずに、のんびりがんばろう、そう思わせてくれる１冊、ずっと枕もとにおいて時々パラパラ読み返しています。
子供をお持ちのお母さん、そしてお父さんはもちろん、子供のいない方にもオススメ！
子供連れへの見かたが変わるかもしれません。

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投稿者：bk1　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

育児は育自！
誰も最初からハハだったワケじゃない。
コドモと一緒に成長してハハになるんじゃないのかな！？

コドモと一緒に成長するガチンコママの育児記録1年分
新作エッセイ＆マンガも収録！

育児は毎日が真剣勝負！
だからといって「大変だ〜、大変だ〜」と、頭を抱えて悩んでいるよりも、「次はどんな成長を見せてくれるのかな？どんなコトバを聞かせてくれるのかな？」そんなふうに耳をすませて、わくわくしながら過ごしていくほうが、親も子ものびやかに毎日を送っていけるはず。——（「母は4歳」より）