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商品説明
南沙織・郷ひろみ・山口百恵らを世に送り出し、売上累計は3千億円にのぼるといわれる伝説の音楽プロデューサーが、アイドル歌手たちの素顔を織り込みながら自らの半生を振り返り、ヒットプロデュースの神髄を明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
酒井 政利
- 略歴
- 〈酒井政利〉和歌山県生まれ。立教大学卒業。日本コロムビアを経て、CBS・ソニーへ。現在、酒井プロデュースオフィス代表取締役社長、アルゴスエンタテインメント代表取締役社長など。
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紙の本
プロデューサーの仕事も大変だ
2003/02/10 16:30
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投稿者:筑波太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
音楽プロデューサーって何なのだろう。私は疑問をいだいていた。
8700曲以上の楽曲を手がけてきた著者が、音楽的、芸術的に見ても素晴
らしい出来映えの名曲は僅かであったと述べている。楽曲の素晴らしさで世
に認められ大ヒットが生まれたときは、プロデューサー冥利につきるが、往
々にして意図とは違う形でヒットする曲のほうが殆どであるそうだ。
ヤング・ポップス路線を打ち出し、次々に若者を世に送り出してきた著者
だが、楽曲だけでヒットすることは稀で、時流に乗り大衆にマッチした歌手
と曲だけが生き残れる(単発の歌手が多いのもこの辺りが原因か)。実力
を身につけ足元を照らせる歌手はほんの一握りである。
「歌が心にしみるのは時間と手数がかかる、ヒットは育てるもの」という
が、良い歌を育て続ければ時が過ぎても売れている。
著者はプロデューサーとして良曲を作り、実力歌手を育て、大衆に認めら
れるようなプロデュースを実行している。しかし、それでも思いどおりには
いかないのだろう。音楽プロデューサーも他の仕事同様、大変そうだ。