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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.5
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社文庫
  • サイズ:16cm/446p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-73319-3
文庫

紙の本

天狗の面 新装版 (光文社文庫 土屋隆夫コレクション)

著者 土屋 隆夫 (著)

天狗の面 新装版 (光文社文庫 土屋隆夫コレクション)

税込 734 6pt

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収録作品一覧

天狗の面 7-262
「罪ふかき死」の構図 263-294
青い帽子の物語 295-328

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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

実際には☆を一つたしたいところです。で、改めて思ったのは乱歩、正史、清張は偉大だったな、ということです。あるいは虫太郎、久作、十蘭、風太郎、英夫は特別だったなと。こういう作家に比べると、土屋は見劣りがします。それを確認してしまった。でも、こういう作品でデビューしたんだ、と肯かせるものではあります。

2010/02/03 20:22

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

土屋隆夫について正直に書いてしまえば、よく分からん、ということになります。かなり読んだ気がしますが、昔のことなのでよく覚えていません。ただ、同じ忘れるにしても、例えば小栗虫太郎『黒死館殺人事件』や久生十蘭『魔都』、或いは横溝正史『獄門島』、松本清張『無宿人別町』のように著者名と書名、凄かった、っていう印象の三つが残っているわけではありません。

残っているのは、土屋の代名詞ともいえる『天狗の面』『天国は遠すぎる』『危険な童話』『影の告発』『赤の組曲』『針の誘い』『妻に捧げる犯罪』『盲目の鴉』といった1980年以前に発表された素敵なタイトルの長編群の書名と、千草検事がいたなあ、ということであって内容に衝撃を受けた記憶はありません。無論、未読のものもあります。

『不安な産声』『華やかな喪服』『ミレイの囚人』『聖悪女』『物狂い』『人形が死んだ夜』といった晩年の作品は、出ればすぐに読みましたが、感心することはありませんでした。無論、ミステリ色が薄れたこともありますが、清張のように人間についての洞察や広い社会的な視野を持っているわけではないので、衰えた印象が強かったのです。

土屋の長編のうち読んでいなかったのが『天狗の面』『天国は遠すぎる』の二冊。気になっていたので今回は『天狗の面』を読むことにしました。理由は簡単で、タイトルが良かったからです。文庫版でいえば田村義也のカバーデザインが秀逸で、大胆な線描とシンプルな色使いが、タイトルと内容にぴったり。カバー後の案内は
        *
 信州・牛伏村にある天狗伝説。
信仰を集めたのは、天狗堂のお
りん。天狗講の集まりの日、太
鼓の音と呪文の声、天狗の面に
囲まれて、男が殺された。そして
連続する殺人事件。平和な村を
乱すのは、お天狗様の崇りなの
か。――駐在所の土田巡査は見
えない真相に苦悩する。
 一種の催眠状態に陥った人間
と、宗教と政治の黒い関係を描
き出す、著者初の長編推理小説。
        *
となっています。で、いつものデンで目次も見ずに読み始めたものですから、途中まできて、「話の先が見えた感じだけれど、こんなに頁がまだ残っているのだから、どんでん返しが何度もあるんだろうなあ、って思って読み進め、途中で「げ、終わりかよ」なんて思ったものですから、断っておけばこの文庫には表題作のほかに、7編の短篇と4つのエッセイが収められていることをお伝えしておきます。誤解の内容に初出を補いながら目次を写しておけば

天狗の面 (浪速書房1958年刊)

序章   天皇の住む村
第一章  天狗も欲情するか
第二章  死の狂想曲
第三章  土田巡査の憂鬱
第四章  見えない手
第五章  天狗問答
第六章  毒殺の論理
第七章  夜ごとの点景
第八章  天狗の鼻について
第九章  天皇暁に死す
第十章  特に総理大臣に任ず
第十一章 誰が風を見たでしょう
第十二章 北風とアリバイ
第十三章 ろう燭の消えた時
第十四章 面・手帳・煙草の箱
第十五章 おりん、空をとぶ
終章   真相(潤色多き物語)

短編   「罪ふかき死」の構図 (別冊宝石 1949年12月号):画家と美術評論家
     青い帽子の物語 (別冊宝石 1952年6月号):三角関係と夫の失踪
     愛する (宝石 1954年10月号):自殺した男と、知り合って間もない女
     死者は訴えない (宝石 1956年9月号):死刑と冤罪
     影に追われる男(探偵倶楽部 1954年9月号):運転手と狂気
     恐ろしき文集 (探偵倶楽部 1955年2月号):破たん寸前の夫婦と幼い子供
     貞操実験 (探偵倶楽部 1955年4月号):医者の妻と男の関係
エッセイ 『天狗の面』初刊本「あとがき」(昭和33年6月)
     文学としての探偵小説 (信濃毎日新聞 1952年6月15日)
     探偵小説アフォリズム (探偵趣味 1953年7月)
     読者の立場で――新春随想―― (探偵趣味 1954年2月)

解説   横井司

となります。で、やはり唸ることはありませんでした。『天狗の面』について言えば、あっけなかったし短篇については、大戦の余燼があるとはいえ、なんでこんなに不倫ばかり扱うんだろう、人間がみんな薄汚く見えて少しもスッキリしない、エッセイも固くてユーモアがどこにも感じられないし、やはり乱歩、正史、清張、そして風太郎は偉大だったなあ、っていうことになってしまいました。

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2012/04/23 16:44

投稿元:ブクログ

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2013/11/21 16:11

投稿元:ブクログ

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2016/10/25 16:04

投稿元:ブクログ

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