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紙の本
あずみ 25 独眼竜の逆襲 (ビッグコミックス)
著者 小山 ゆう (著)
【文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(第1回)】【小学館漫画賞(第43回)】【「TRC MARC」の商品解説】独眼竜の逆襲 ▼第1話/冷たい雨▼第2話/報復▼第3...
あずみ 25 独眼竜の逆襲 (ビッグコミックス)
あずみ 25
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- 税込価格:26,499円(240pt)
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商品説明
【文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(第1回)】【小学館漫画賞(第43回)】【「TRC MARC」の商品解説】
独眼竜の逆襲 ▼第1話/冷たい雨▼第2話/報復▼第3話/義人▼第4話/索敵▼第5話/夜襲▼第6話/斬進▼第7話/翻意●登場人物/あずみ(精鋭の刺客として純粋培養された少女)、飛猿(豊臣方に仕えていた忍者。現在は天海に保護され、あずみとともに密命を帯びている)、南海坊天海(亡き家康のブレーン。あずみを保護し、新たな使命を授ける)、柳生宗矩(柳生新陰流当主。二代将軍徳川秀忠の信任厚く、家康を討ったあずみを抹殺するため暗躍する)●あらすじ/反幕府軍忍び衆の頭領のひとり、上山八郎と対峙するあずみ。だが、そこには倒すべき標的ではない八郎の弟・猪も居合わせていた。雨の中、上山兄弟は、はさみ討ちであずみを打ち倒す作戦に出る。だが、あずみはこの兄弟が農民の子どもと無邪気に遊ぶ一面を見ていたために…(第1話)。●本巻の特徴/ 徳川幕府軍の刺客として、反幕府軍による数々の謀反を阻止してきたあずみ。次なる使命として、東北の雄・伊達政宗率いる、忍び衆の頭領暗殺を命じられる。そして、ついに忍び衆との全面戦争に突入!! だが、あずみは、使命とはいえ、善良な人間を殺すことに苦悩する…。そんな胸の内を察した仲間の兵介は、改めて使命の大切さを説くが…!?●その他の登場人物/はつね、かがり(天海からの密命を受け、雪国の領地の秘密を守る剣士。あずみの新しい仲間だが…?)、兵介(天海に見いだされた、謎多き仲間)、宮本武蔵(二刀流の創始者。あずみの剣技に興味を持つ)【商品解説】
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紙の本
大人になったあずみ
2002/05/11 11:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まる - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズは次が出るのがいつも待ち遠しいので、最新刊が発売されたらすぐ買って読みます。今回のあずみはとても大人になりました。でも人を殺しても自分の感情を出さないその姿がとても悲しくもあります。なぜここまで使命に忠実でなければならないのか、現代に生きる私には理解できないほどのまじめさが、見ていてつらくなります。そしてなんと! 宮本武蔵がでてきます。宮本武蔵も色々な解釈の仕方があるものだな、と思いました。あずみと歴史上実在した人物とのやりとりは、とても興味深く、また読んでいて面白いです。これからの展開がとても楽しみです。
紙の本
あずみのまなざし
2002/05/17 12:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森亜夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あずみは、相変わらず強い。ときどき窮地に立ってはきたが、この巻では無敵と言ってもいい。そして、善き人すらも敵であれば殺していく、その冷徹さはすでに悟りの境地に至るかのようだ。
物語は、伊達政宗や宮本武蔵など、歴史上の人物を巻き込みながら粛々と進んで行く。どんな敵も切り伏せるあずみの、むしろ美しくもあるまなざしは、いっそう深くなっていく。
人間的な、素直な愛らしい面をもったあずみが、だんだんとすごみさえ漂わせた、悩める人になっていく。人をあやめるとは、そういうことなのかと、問わずにはおれない。
シリーズ当初から続く、「あっけない死」の描写が、ここにくると、この物語にある重要な伏線を張り巡らせていたのだということが明解になる。おもしろい、しかし、苦しい。人の生死を考えさせられるマンガである。
内容はいいのに、今回の帯は止めてください。
格闘家は、そんな情けないこと(「あずみさんのその腕を買って依頼します。暗殺してください」)言いません。(言ってませんよね。>桜庭和志さま)。
帯を捨てたら、見返りにも帯と同じ文句が……。
表紙は捨てられません。だから★三つ。辛いなあ。