「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
未熟なパーティーの危なっかしい冒険
2007/03/01 18:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カビタ・オジギリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この話をつづっている本人(「パステル」のことですよ…)が再三言ってますからねぇ。自分たちは「未熟」なのだと。
本人たちはやたらと「スキル」やら「レベル」やらのことを気にしているんですけれども…。
一部の読者はこう言ってます。
「あんたたちにとって一番問題なのは、『認識の未熟さ』なのよおぉっ!」
たぁしかに、あれこれ失敗してから「あーしておけば…、こーしておけば…」なんてこと、ちと多すぎゃしませんか?
で、それが後の行動に生かされているかというと「独特の忘れっぽさ」のおかげで、そーでもない、と…。
今まではそれでも何とか「ほとんど『運』」で乗り切ってきちゃったから「自分たちはダイジョーブ」とか思ってたんだろうなぁ…。
でもネ、今回ばかりはナリユキマカセは許されないんですよ。
それこそ「幸運」だろうが「魅力」だろうが利用できるものは何でも利用して、背伸びしてでも自分たちの「スキル」以上の「仕事」をこなさなくっちゃならないんですからね…。
この物語は「読者」が登場人物たちに対してとても強い「仲間意識」を抱いているという事実が、これだけ長期間にわたって書き続けられてきた理由の一端なのでしょう。
それで主人公が弱気になると、「ザぁっけんじゃねえっ!ひとりで勝手にあきらめてんじゃねぇよぉっ(ガラわりぃなぁ…)!」とか思うわけです。
だからあきらめませんでした。何より「読者」が、この「絶望的な状況」からの脱出を…!
紙の本
旧作・一番の盛り上がり(上)
2002/07/18 05:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エリック@ - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的には、旧作(フォーチュンです)の一番の盛り上がりはこの巻だと思う。ネタバラシをすると、死人のほとんど出ない本シリーズで、まともに人が死ぬのがこの巻だからだ。しかも、あの一番死ななそうな彼が死ぬなんて…というパーティにも衝撃が走る話なのだ。
スープの話も良かったが、シリーズを通して読むときは、この「大魔術教団の謎」は絶対にはずせない。新・フォーチュンまで通して読んでも、この回には及ばないと思うので、是が非でも読んで欲しい一冊だ。当然、下巻も併せて入手して欲しいところだが、それだけの価値はあると思われる。
特に未読者は、是非一度お目通しを。