紙の本
さまざまな楽しみかたと個々のビールの紹介
2011/12/21 00:05
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投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベルギービールは多種多様で,結局のところ 1 本 1 本,飲んでみなければわからないのだろうが,著者はその魅力をいろいろな面から紹介している. 味,香りはもちろん,グラスのえらびかた,製造法,料理との関係などなど. 巻末には 100 ページにわたって個々のベルギービールが紹介されている. 新書なので残念ながら写真はないが,そのぶん,文章でしっかりと紹介されている.
電子書籍
全部読むのはきつい
2019/02/23 01:34
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投稿者:マグマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半はタイトル通り芸術を感じさせるような記述が多くてビールへの思いが高まりました。
ただ途中で料理を紹介する箇所が出てくるのですが、料理の本のように細かい作り方まで書かれていて、個人的には不要な部分と感じます。
その後もベルギーのビアカフェの紹介がされる箇所では大半の人には興味もなく何を言ってるか全くわからないような道案内まで出てきます。
全体としてはビール好きの方には魅力を感じられる本でしょうが、全て読もうとすると心が折れますので適宜読み飛ばした方が無難でしょう。
再読したので追記します。後半はビールについてというより歴史の話といえるので西洋史が好きな方は後半は楽しめるかもしれません。
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日本のビール研究家の第一人者である田村功さんの本です。ベルギービールの多彩さは勿論のこと。ビールの基礎から、ベルギーの文化、風土についても語られています。ベルギービールファンにとってはバイブル的存在です。
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会社の先輩に勧められた。
アイルランド贔屓の僕にとって、彼に言われた「スタウトって香りもないし水っぽいよね」の一言は結構きつかった。
確かにベルギービールは香りがいい。ヒューガルデンホワイトとデュベルが好きです。
だけど、この本に言うような情念で飲むベルギービール/生理的欲求で飲むそれ以外のビールというのはいただけない。
僕は情念でギネスを飲んでいるのだ!
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この本片手にビールを飲みに、ベルギーに行きました
現地に行ったものにしかわからない、ビアパブ情報はとても参考になります
ただ、ビアサーカスはすでに移転されていましたが・・
ビールのみならず、ベルギーの風土や食についても書かれております
ベルギービールファンなら、ぜひお勧めの一冊です
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ベルギービール巡りの相棒
魅力的なバリエーションの広がるベルギービールの手軽な入門書。この本を持って東京のビアカフェをめぐり、巻末のベルギービール名鑑をチェックしていくだけでも1年は楽しめます。ベルギーでのビアカフェめぐりのお供にもピッタリ。
知識
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ベルギー旅行においてビールのガイドに最適だった。巻末のカラーの写真が豊富で味の差違の表現も的確。文章からも(若干専門に走ってますが)ベルギービールの良さがよく伝わる。
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先々月に出張で来日したベルギー人とビールの話になり、ベルギーのビールはかなり変わっていて、特に「Chimay」というビールがお気に入りだという話を聞いたので、どんなもんなんだろうという好奇心から本書を読んでみました。
ビールというよりワインに近いというベルギービール。数え切れないほどたくさんのブランドがあって、それぞれが強烈な個性を放っており、また同時に各地の伝統に根付いた秘伝の醸造を受け継いでいるとのこと。キンキンに冷えたビールばっかり飲んでる身としては、ついついカフェで飲んでみたくなりました。
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ベルギービールについて、
・歴史
・製造過程
・類型
・おいしい飲み方
・食事との合わせ方
・ベルギーでのビールののみかた
について書かれた書。
この本に書かれているうんちくを仲間とベルギービールを飲んでる時に披露しようものなら確実に場がしらけること確実などうでもいい知識も、この本に影響されてグラスを買い集めようとしている私は厨二病です。
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#book ベルギービールをいくつか味わった後で大型書店で見かけ、Amazon評価も良かったので買ってみました。
ベルギービールのジャンル、楽しみ方について分かりやすく書かれており、ベルギービール名鑑として写真付きで180種類のビールが解説されています。また、料理とベルギービールの合わせ方、ベルギーにあるオススメのビアカフェとか、ビールから知るベルギーの歴史などが紹介されています。
後半は固有名詞が多く、ベルギーのことをほとんど知らないため少し難しくダラダラ読んでしまいましたが、Ⅰ,Ⅱ章と名鑑だけでも買う価値は高いと思います。ベルギービールが買えるお店、飲めるお店に持っていってみたいです。また、ベルギー現地でビールを飲もうと思われている方にとってはⅣ章は有用そうですね。
一つだけ注文があるとすれば、初版が2002年に発売されて以降改版されていないので最近発売されたビールが載っていないこと。この部分が名鑑に反映されれば、より良くなると思います。
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ベルギービールってめちゃくちゃおいしいんだよね。
ちょっとスノビッシュに過ぎるところがある記述が鼻につくところがあるけれど、ベルギービールの魅力が網羅的に語られている。ああビール飲みたい。
にしてもベルギービールってなんであんなに高いのかなあ。
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何年か前のベルギー旅行でベルギービールの虜となり、日本のビールなぞ前にも増して飲む気がしなくなった訳ですが、改めてこの本を読み、今ベルギーに行ったら涎だらけになること必至。
この本はベルギービールの蘊蓄は当然ながらベルギーの歴史も紹介されており、ガイド本として好著かと。
やっぱり何とかしてもう1回行かんとあかんかな?ベルギーに。
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ドイツ、チェコ、イギリスと並んでビールの大国のひとつであるベルギー。この小さな国に、驚くほど多種多彩なビールが存在するのはなぜか。その独自のビール文化について易しく解説してくれるよき手引き書。まだまだそこまでたどり着けないけれど、いつか飲んでみたいビールがたくさん紹介されている。手放せない一冊になりそうな予感。
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・ベルギーのピルスナーは「生理的な欲求を満たすビール」である。そう定義していいと私は思います。それ以外のエール系ビールは「情緒的な欲求を満たすビール」です。情緒的なビールと定義した所以は、鼻を楽しませ、舌を喜ばせるように造られたビールだからです。そのアルコールは、身体ばかりでなく心も酔わせます。
・ベルギーのカフェでは、全てのビールに専用グラスを備えています
・家庭で楽しむ時には、バルーン形、聖杯形、円筒形の三種を用意しておくと、まずたいていのベルギービールに対応できる
この夏にベルギーに行くのに勉強のために読んだ本。1200種類以上あるベルギービール。奥が深くて面白いけど、実際は美味しいことしかまだよくわからない。
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ベルギーのビール文化は、その歴史と多様性から2016年に世界無形文化遺産になったのだが、日本にはまだ全然知られていない。起源、歴史の変遷に合わせて変化してきたベルギービールの奥深さがわかる本。
詳細は下記。
https://note.com/t06901ky/n/ne2be6198528d