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商品説明
1999年制定の「食料・農業・農村基本法」。この法律は「時代を反映した理念の提示」という一点においてどう評価されるべきか。「大衆消費社会」というコンセプトで読み解く「消費時代」の農政論。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
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2008/10/09 12:00
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投稿者:東北大学出版会 - この投稿者のレビュー一覧を見る
我が国の食料・農業問題の所在は、食料需要は充分にあるのに農業の供給力がそれには伴わないことにある。農業が「大量生産・大量消費社会」のシステムに遅れをとったことの現れである。ただその為の供給構造が求められているわけではない。資源浪費・大量流通型の社会構造に限界が見え、安全や新鮮・旬への関心の高まりに注目すべきだ。その為の供給構造やビジネス・モデルの構築こそが必要なのである。それに立ち後れることは、我が国の農業を決定的に立ち上がれない崖縁に立たせることになる。