- 販売開始日: 2011/03/01
- 出版社: 大洋図書
- レーベル: SHY NOVELS(シャイノベルズ)
- ISBN:978-4-89601-609-3
唇はワザワイのもと
溜息がでるような美貌と高飛車な性格が裏腹な通哉は、最悪の出会い方をした正純と体だけの関係を続けている。アクシデントのように始まった正純とのSEXは、通哉が初めて味わう狂う...
唇はワザワイのもと
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商品説明
溜息がでるような美貌と高飛車な性格が裏腹な通哉は、最悪の出会い方をした正純と体だけの関係を続けている。アクシデントのように始まった正純とのSEXは、通哉が初めて味わう狂うような快感を与えてくれるのだ。大手取引先を巡るライバルとして実力を認めながらも、横暴な色男ぶりに腹が立ち素直になれない。そしていつの間にか体だけの関係じゃなく恋人になりたいと願う自分に気づき……。自分だけが本気になることが怖くなり正純に嘘をついて別れを選んだ通哉。けれど正純なしではいられないほど彼に参っていた自分を知り……!?
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たまたま道でぶつかった相手が運命の人という「いかにも」なお話が結構楽しい
2007/08/28 12:37
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまで読んだ遠野春日氏の作品のなかでは、いちばん好きなお話です。
仕事で外出中に、いきなりぶつかって転倒したあと、営業先でかち合い、挙げ句の果てに飲み屋で遭遇。そして大喧嘩の末、売り言葉に買い言葉で、なぜかホテルへ…。
腐女子傾向のある運命の女神が、下心を持って半ば強引に二人を遭遇させたとしか思えないような、実にほほえましくもわざとらしい初期展開なのですが、テンポがいいし楽しいので、違和感なくお話に入り込めます。
挿し絵が山田ユギ氏であるせいか、主人公の通哉と正純のキャラが、山田氏の名作「最後のドアを閉めろ」の永井さんと本田にちょっとかぶる印象がありますけれども、それぞれのカップルの心理的な関係や、落ち着きどころなどは、だいぶ違っています。本田は永井さんより年下なせいか、ダダっ子で甘えっ子風なからみかたが多かったですが、正純はしたたかで意地の悪い遊び人風だった割には、本来は保護本能旺盛なタイプらしく、年下で無防備なところのある通哉を守りたくてしかたがない様子が、お話の流れに切なさを加えていました。
蛇足ですが、ヘビのようにしつこく、かつ地味に通哉を狙い続けていた、会社の後輩、伊野のその後が気になります。じめじめと粘着質で独り善がりな彼が、転勤になったぐらいで通哉をあきらめたのかどうか。強引に酔わせてホテルに連れ込んだ通哉をひどく殴って従わせようとするなど、やることはかなり悪質で、将来的な不安を反社会性を持っていることは間違いないので、あのまま転勤してフェイドアウトする前に、正純にシメられるぐらいのイベントがあってほしかったような気もしました。
ライバル兼恋人。
2013/09/18 10:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
俺様攻と小生意気な受のツンデレラブがたまらないお話です。
はじめは最悪な印象だった2人が段々と惹かれ合い、同業他社のよきライバルとしてもお互いを高めあっている関係性がサラリーマンものならではですごく良かったです。
特に受のツンデレっぷりが可愛くて可愛くて!
その受が段々と俺様な攻を受け入れていく課程も良かったし、攻が小生意気でなかなか思い通りにならない受が可愛くてしかたなくて、舞い上がったりすれ違って落ち込んだりするのにそそられました。
私のとてもお気に入りの作品の一つです。
シリーズものがあり、そちらは違う2人がメインなのですが、この作品の2人のその後も描かれていて楽しめます。
やっぱり、遠野流。
2003/10/04 23:47
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶぅか - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、遠野先生の大ファンなんですが、
この作品も、遠野先生らしいものになっています。
意地っぱりな通哉と、強引だけどHがうまい正純。
そんな正純に、奪われてほだされて…
でも、素直になれなくて。
なかなか濃厚なシーンも多く、大人の恋愛を描いています。
山田ユギ先生の絵もぴったりで、とってもステキ。
これは私のお気に入りになってます。