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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 1件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.12
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:18cm/94p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-26609-1
コミック

紙の本

遠くへいきたい Volume 4

著者 とり みき (著)

セリフの全くない、究極のとり・みきワールド。ゆっくりと1コマ1コマ、味わいながら読んでください。『TV.Bros.』掲載作品の完全収録板第4弾。オール2色の描き下ろし付き...

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遠くへいきたい Volume 4

税込 1,045 9pt

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紙の本
セット商品

遠くへいきたい 5巻セット

  • 税込価格:5,22547pt

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商品説明

セリフの全くない、究極のとり・みきワールド。ゆっくりと1コマ1コマ、味わいながら読んでください。『TV.Bros.』掲載作品の完全収録板第4弾。オール2色の描き下ろし付き。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

とり みき

略歴
〈とりみき〉1958年熊本県生まれ。漫画家。作品に「愛のさかあがり」「とりの眼ひとの眼」など。

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みんなのレビュー1件

みんなの評価4.5

評価内訳

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紙の本

知らない街を歩いてみたい

2003/01/20 00:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

 マニア受けの作家だと思っていたとりみきの、台詞無し9コマ漫画集ももう4集目。
 題名のように「遠くへ行く」テーマ、というかネタが多い。どのくらい遠くかっていうと、もうすごく遠い。9コマでこんな遠くにいけるか思うほど遠い。主人公(?)の書店員たきたかんせい氏の一生かかって行けるぐらいの時間と距離の遠さだ。
 また同じように、ものすごく遠くからやってくるものもある。
 主人公が普通に街中を歩いていてもなにやら得体のしれないものにつかまってしまう。
 そんな時空間をまたいだストーリー、というかネタでも、その結末はさりげなく日常の中に埋没してしまう展開は、もしかしたらナンセンス漫画と言っていいのかもしれない。
(註:もしかしたら、じゃなく、ほぼ間違い無くそうです)
 またこの4集目になると、絵の構図によって時空間のねじれを表現したものも多くなっているようだ。これは作者の技術の新しい境地かもしれない。
 これは地球規模の時空間と、泥臭い生活感の、両方を親しく認識できる大人のナンセンスだ。

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