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  • カテゴリ:中学生
  • 発売日:2002/12/01
  • 出版社: ソニー・マガジンズ
  • サイズ:22cm/477p
  • 利用対象:中学生
  • ISBN:4-7897-1973-1

紙の本

アバラット

著者 クライヴ・バーカー (著),池 央耿 (訳)

母なる大洋イザベラ海とそこに浮かぶ25の島々の世界、アバラット。亡霊たちのひそめきが響きわたる廃墟、陽光に満ちた楽園…。異形のものどもがうごめき、昼と夜がせめぎあうアバラ...

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アバラット

税込 2,860 26pt

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商品説明

母なる大洋イザベラ海とそこに浮かぶ25の島々の世界、アバラット。亡霊たちのひそめきが響きわたる廃墟、陽光に満ちた楽園…。異形のものどもがうごめき、昼と夜がせめぎあうアバラットへの扉が、いま、開かれる…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

クライヴ・バーカー

略歴
〈バーカー〉1952年リヴァプール生まれ。著書に「ダムネーション・ゲーム」「死都伝説」など。

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みんなのレビュー35件

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評価内訳

紙の本

飛び出した先には、まったく奇怪な世界が広がっていた

2012/01/28 18:35

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ト―チ - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公・キャンディは活発な少女だ。ちょっと不思議な話が大好きで、退屈な田舎に飽き飽きしている。学校を飛び出し彩雲に導かれ、海の無い街で灯台を見つけた。それが、アバラットへの入口になるとはつゆほども思わずに――。

25の時間の島がある国、アバラット。昼の島と夜の島に分類される島々には、目を見張るような景色がある。いかだに乗った町、猫の見張る魔法使いの島、真夜中の王の住む城――、そして、そこに住む様々な人々。
魚のように海に住む人がいる。兄弟たちを頭に載せた男がいる。普通の人間のような人ももちろんいるし、なかにはどんな言葉でも言い表せないような外見の人もいる。それらすべてが、クライヴ・バーカーの手によって鮮やかに描き出されている。

ひょんなことから海――イザベラ海を越えてやってきたキャンディは、そこで様々なものを見る。見たことのない食べ物がある、感じたことのない風が吹く、思いもよらない文化がある――だが同時に、そこには当たり前の会話が、喜びが、哀しみが、日常があるのだ。そのなかを駆け抜けるキャンディは、やがて、この国の歴史にかかわるような大きな変動の中心となっていく。

イラストは作者自身の手によるものだが、その力強いタッチの絵は、アバラットの世界をよりリアルに感じさせてくれる。作者の身が知るその世界を、忠実に再現しているのだろう。また、章ごとに挟まれている詩も、個人的に好みである。「アバラットの吟遊詩人」などが知るしたと書かれる文は、あたかもアバラットの一端に触れたような気になる。巻末にある25の島の解説にはまだ本編に登場していない島も紹介されていて、いつこの島に行くことになるのだろうとわくわくする。

私のこれに対するイメージは、「極彩色の虹の夢」である(イラストの印象のあるのだろうが)。一つ一つの印象がとても鮮やかで、それが(いい意味で)ごちゃごちゃと入り乱れているようなのだが、よくよく見ればもっと様々ないろが広がっている。胸を突くような儚げな色も存在する。そして、その現実離れしているはずの世界に、夢を見ている時のようにどっぷりと浸ってしまうのである。
これを書いている時点では、まだ3巻が発売されていない。それはまだまだ先の話なのかもしれないが、今からもうわくわくしてしまう。今度は、どんな夢を見せてくれるのだろうか。

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紙の本

この物語は、常に二面性を持ち、ストレートな割り切りを許さない。

2003/01/07 12:06

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:石堂藍 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ホラー作家として知られるイギリス作家バーカーは、ファンタジーの書き手でもある。新作『アバラット』はヤング・アダルト向けのファンタジー・シリーズで、バーカーならではの別世界アバラットが舞台だ。
 アバラットは25の主要な島からなる群島である。島にはそれぞれに、24時間による時間が割り当てられている。例えば真夜中の島ゴルゴシアムはキャリオン卿の支配する恐ろしい島で、午後三時の島ノンスは夢の島であるというように。そしてどの時間にもあてはまらない25番目の島は、アバラットの魔法の源泉であるとも言われる、神秘の島である。
 アバラットには魔法使いや奇妙な生物や亜人種が大勢いるが、ここにも通常の物理的法則や生活の法則は働いている。その限りでは現実と変わりがなく、いかにもファンタスティックではあっても、単純に夢のような世界とは言えない。しかもアバラットは現実世界とつながっていて、かつては交易も行われていたらしい。彼らはこちらの世界をヒヤアフターと呼び、夢のような世界だというお伽噺を半ば信じている。アバラットとヒヤアフターは、要するに同じ次元の存在なのである。
 主人公のキャンディはヒヤアフターの少女である。飲んだくれの父、貧しい家、目の敵にする教師、いじめる級友……キャンディには居場所が無く、ひょんなことからイザベラの海を呼び寄せ、アバラットに到達する。そしてめくるめくような体験を味わう。物語は、魔法的な別世界でのキャンディの冒険を描いたものと要約できる。
 キャンディは現実から逃避するためにヒヤアフターを飛びだすのだが、キャンディは実はかつてはアバラットに属していた存在であり、キャンディの旅立ちは同時に帰還でもある。主人公からしてそうであるように、この物語は、常に二面性を持ち、ストレートな割り切りを許さない。バーカーの描く怪物的キャラクターが魅力的なのも、みなこうした二面性を備えているからだろう。
 この二面性ゆえに、物語の今後の展開もまた、単純であることは許されない。物語がどのように動いていくのか、続刊の待たれるシリーズである。(bk1ブックナビゲーター:石堂藍/書評家)

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紙の本

いやあ、英語の教材でしか『オズの魔法使い』にであったことのない私が言うのもなんだけど、ひさしぶりに『指輪』の系列とは違う流れの傑作に出遭ったっていってもいい

2003/12/31 18:08

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

かなり個性的なイラストレーションが沢山出ていて、誰の作品かとおもったらクライヴ・バーカー自の手になるものだった。トールキンの自筆挿絵を見たとき以上の驚きで、血みどろ、スプラッター・ホラーなどと騒がれていたことが不思議なくらい、成熟した力を感じる。

話の全体は四部構成。プロローグ「使命」。嵐に追われる三人の魔女、ジョウファイ、ディアマンダ、メスパが〈リラ〉号にのって船出するところから始まる。彼女たちが辿り着いたヒヤアフターの浜、アバラットの希望を託されたあの子とは。

第一部「夜明け」は、主人公のキャンディの登場。クラスの担任ミス・シュウォーツが出した宿題は、彼女たちの町チキンタウンの歴史を調べること。当たり前の調べ事では満足しないキャンディは、母のメリッサに相談を持ちかける。母が娘に教えた取材先は、ホテルで働くノーマだった。何とか宿題を提出したものの、彼女を目の敵にする担任に意地悪をされ、彼女は学校から逃げ出す。そんな時、少女に救いを求めてきたのがジョン・ミスチーフ、七つの顔を持つ角を生やす生き物だった。

第二部「黄昏の彼方」は、イザベラ海のたちのよくない生き物たちが登場する。イェバ・ディム・デイの城門、大泥棒ミスチーフとの別れ、巨頭の市の祝祭的な混乱、そしてシェイプが仕えるクリストファー・キャリオンが恐ろしい素顔を見せる。ゴルゴシアムの島、〈十二夜塔〉で、〈キー〉を求める男は、自分の世界に現れたキャンディへ興味を示す。

第三部「「どこ」は「いつ」?」は、異世界で町を監視する機械ユニヴァーサル・アイでキャリオンが見つけたものや、ヒヤアフターのことを知るサミュエルとの出会い、彼が教えるロホ、群島きっての大金持ちのことが語られる。アバラットとヒヤアフターとの交易拠点であるハーク港の姿。

第四部「邪悪な怪異」は、キャリオンの王女ボアへの敵わぬ恋、ピクスラーとキャンディとの遭遇、ミスチーフたちの帆船〈ベルベロ〉号での冒険、少女トライアや美女ジェネヴァとの旅や、ホッブと王女との恋、結婚直前の悲劇。キャットに追われたキャンディが出逢った魔法使いキャスパーと、臆病なゲシュラットのマリンゴとの出会いなどが描かれる。

アバラットは、母なる大洋イザベラ海とそこに浮かぶ25の島々がある世界のこと。そこでは一日24時間の各時間に対応する島、さらに25時の島がある。オドムズ・スパイア、その尖塔は時間を超えた時間が流れる。亡霊たちのひそめきが響きわたる廃墟、陽光に満ちた楽園、九年に一度卵から人間の子を孵えす鳥の棲む島、海賊たちの根城、歓楽の不夜城、そして残忍な王が支配する真夜中の、謎に満ちた島。

補遺『クレップ年鑑』抜粋は圧巻。25の島の詳細なレポートは、未だ小説に登場しないものもあるので簡単に頭には入ってこないが、著者自身の手になるスケッチもついていて、感激ものである。小説のレベルの高さにも驚く。これを読むと『ハリー・ポッター』が霞むほどだ。描かれる世界のスケール、構成の堅牢さからみても『ライラの冒険』と『指輪物語』の中間に位置する。著者自身の画があるということでも、より『指輪』に近い。いや、あとがきによれば『オズの魔法使い』『ナルニア国ものがたり』らしい。

池央耿のあとがきによれば、クライヴ・バーカーはこの小説のために百枚を越える絵を描き、そのために四年をかけたという。それだけのことがある。正直、最初に見たときはプロの作品だと思った。椎名誠『飛ぶ男、噛む女』や吉本ばなな『虹』を手がけている原マスミかなと。それ程に力強く、色彩感にあふれ、想像力を刺激する画なのだ。私はゴッホを連想したが、美大出の知人は違うという。深く沈みこむ夜空、浮き上がる帆船の輝き、煌く波に映りこむ色彩。これはバーカーを楽しむ本である。アニメの封切りの時に、原画が日本でも見ることができることを望んでやまない。

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紙の本

「アバラット」の世界にハマる。

2003/01/08 10:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまでファンタジーには全く興味がなく、ハリー・ポッターを手にとることもしなかった私がいまこの「アバラット」にハマッています。これは単なるファンタジーの枠に収まる作品ではありません。
隣にいたら空恐ろしい、でも個性的で魅力ある、何だか憎めないキャラクターたち。一見するととっつきにくいが、独特のリズム感ある文調。想像力をよりかきたてる素晴らしい挿絵の数々。
読み進めていくうちにどんどん「アバラット」の世界に引き込まれていきます。
何だかワクワクしてきて自分も冒険しよう、明日のことは明日考えればいいさ、という気持ちになりました。早く続きが読みたいです!

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紙の本

ひきこまれる。超おすすめ

2002/12/25 15:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ロナウジーニョ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ひさびさにびっくりした本です! こんなにリッチな作りでこんなに豊かな想像の世界があるなんて!
 著者自身が描いたという迫力あるカラーの挿し絵の数々に驚嘆しながらページをめくっているうちにあっという間にひきこまれました。この世界はくせになります! 2600円は安いくらいでした。2巻目が待ち遠しい。
 すべてのキャラクターがたってるし、異世界の描写や世界観がなんか奥の深さを感じます。
 リズム感のある翻訳の日本語も読んでるうちにすっかりハマってしまい、ほろ酔い気分になります。子供向けの翻訳がたるかった人には超おすすめ。ファンタジーって「響き」のある世界だったんだと再認識させられました。傑作。

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紙の本

幻惑の世界にひたる

2002/12/27 21:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キャリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

凝ったカバーと、豪華で迫力のあるカラー挿し絵にまず感動。中身も表紙から期待し
た以上に幻惑のひとことです。
16歳のキャンディが異世界アバラットへいくという物語はたしかに、ファンタジーの
王道をいくものですが、けっして類型的ではないし、独自の世界像があるので、ぐい
ぐいひきこまれます。絵から生まれた物語というだけあって、なるほど一枚の長大な
絵巻物のようでした。セリフも(翻訳が)凝っていて歌舞伎や絵巻を思わせるところ
もあり、読み応え十分でした。世界にひたる、というのを久しぶりに堪能した気がし
ます。
一番の魅力は、登場人物たちがそれぞれ一筋縄ではいかない人物像に描かれているこ
と。キャラクターが生きている。だから、このキャラたちがからむだけでドキドキし
てしまう。生き物のような作品です。

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2005/02/25 17:25

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2004/12/31 15:11

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2005/09/28 23:13

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2005/11/16 14:37

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2006/01/08 19:35

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2006/11/13 22:45

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2006/11/26 12:58

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2008/09/01 20:08

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2008/09/05 14:33

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