サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 7件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:大学生・院生
  • 発行年月:2003.1
  • 出版社: 産業図書
  • サイズ:21cm/239p
  • 利用対象:大学生・院生
  • ISBN:4-7828-0209-9

紙の本

倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦 (哲学教科書シリーズ)

著者 永井 均 (著)

「人はみな自分の幸福を求めているか?」「社会契約は可能か?」 道徳という不可思議な現象について、従来の倫理学書とは異なる「道徳外的」視点から扱う。道徳的善悪そのものを疑う...

もっと見る

倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦 (哲学教科書シリーズ)

税込 2,420 22pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

「人はみな自分の幸福を求めているか?」「社会契約は可能か?」 道徳という不可思議な現象について、従来の倫理学書とは異なる「道徳外的」視点から扱う。道徳的善悪そのものを疑う、逆転した新しい倫理学の書。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

永井 均

略歴
〈永井均〉1951年東京都生まれ。慶応義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、千葉大学教授。著書に「マンガは哲学する」「転校生とブラック・ジャック」ほか多数。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー7件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

新しい哲学猫が語るエゴイストの愛

2003/06/08 19:18

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『〈子ども〉のための哲学』は、第一の問いが「ぼくはなぜ存在するのか」で、第二の問いが「なぜ悪いことをしてはいけないのか」だった。第一の問いについては、『翔太と猫のインサイトの夏休み』で、猫のインサイトが縦横に論じていた。第二の問いに答えるために、永井均さんは新しい「哲学猫」、アインジヒトをうみだした。(第二の問いをめぐっては、すでに小泉義之さんとの共著『なぜ人を殺してはいけないのか?』がある。そこで永井さんは、アインジヒトを彷彿とさせる議論を展開していた。)

 いま「問いに答えるために」と書いたけれど、アインジヒトが本書で示す最終的な回答──《悪事は黙ってただせざるをえない──これが「なぜ悪いことをしてはいけないか?」という問いに対する本当の答えだ。つまり「答えとして語るべき言葉が原理的にありえない」という答えだ。原理的になくなったとき悪になるんだよ。「悪 vs 善」の論争がない理由も同じだ。悪を悪の方向で正当化する言説などあるわけがないんだ。なぜなら、言葉とは、本質的に、他者──つまり他人か異時点の自分──と語り合うためのものなのだから。そして、それが道徳的善の意味なのだから。》──は、ただそれだけを黙って拝聴しても、答えを得たことにはならない。

 かといって、アインジヒトが、M先生(実はアインジヒトの、そして永井均の分身)の講義を聴講する新入生の裕樹君や千絵さんを相手に繰り出す語録──たとえば、われわれはすでに「社会契約」後の存在で、だから「契約前と契約後を対等に見通すような観点に立つことはできないのかもしれない」とか、「本当の利己主義者が他人にも本物の利己主義になって欲しいと思って、そう呼びかけたくなるのは、その人のためを思うからなんだよ」(エゴイストの愛)とか、「俺であるという性質が普遍化可能であるということこそが倫理の基本だと思うね」とか、「道徳が、徹頭徹尾、権力現象であることを忘れてはいけない」とか、「つまり俺は、社会とその中での個人といった観念に基礎をおいて発想すること自体を拒否するのさ」──に、いちいち唸ったり、蒙を啓かれたりしても、本書をよく読んだことにはならない。

 永井さんは「はじめに」でこう書いている。「この本が対象としている読者は、いかに生きるべきかという問いを考えているが、それを道徳的な問いに解消したくないと思っている人である」。「私は、私の人生において直接感じた問いしか問うことができない。まさにそれこそが私の理解するところの哲学ということの意味なのである」。──だから、この本をよく読むということは、「いかに生きるべきか」という問い(『〈子ども〉のための哲学』での分類によると、それは「青年の哲学の根本課題」だった)を生きることそのものだし、その答えを得るということは、よく生きることそのものなのだ。

 ──ところで、本書のなかでただ一度、千絵さんが関西弁になる(198頁)のはどうしてだろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2007/03/17 02:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/02/26 01:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/06/07 23:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/01/09 01:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/06/20 04:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/01/14 17:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。