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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2003.3
- 出版社: 角川書店
- サイズ:20cm/174p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-04-873446-6
紙の本
チョコリエッタ
著者 大島 真寿美 (著)
誰も呼ばない本当の名前、私はチョコリエッタ。がらんとしたモノクロームの記憶がやわらかに色づきのびのびと芽吹きだすまで−。私がある一匹の犬だった季節はそうして終わった。【「...
チョコリエッタ
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商品説明
誰も呼ばない本当の名前、私はチョコリエッタ。がらんとしたモノクロームの記憶がやわらかに色づきのびのびと芽吹きだすまで−。私がある一匹の犬だった季節はそうして終わった。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
大島 真寿美
- 略歴
- 〈大島真寿美〉1962年名古屋生まれ。「春の手品師」で文学界新人賞を受賞。著書に「水の繭」「羽の音」「宙の家」など。
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チョコリエッタ
2003/11/17 14:49
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投稿者:より - この投稿者のレビュー一覧を見る
可愛い表紙に可愛いタイトル。
ぱらぱらめくると読みやすそうな文字並び。
てっきり愛犬とのほのぼの生活記のような話かと気楽に読み進みました。
読んでみると予想に反して、表情や感情の抑揚(陽の方)のない女の子の話でした。
ある少年との日々の中で血が通ってくるような、だんだん暖かくなってくるような。
水が日の光でぬるんでいくような話の進み方で、私にはとても自然に感じられました。
本当は自分は「チョコリエッタ」なのだと気が付き、最後には「チョコリエッタ」であったのだと気づく。
こうして緩やかに彼女が幸せに笑えるようになって行けばいいのに…と本を閉じました。