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著者紹介
小滝 透
- 略歴
- 〈小滝透〉1948年京都生まれ。サウジアラビア王立リヤード大学文学部アラビック・インスティテュート卒業。宗教学・文化人類学者。著書に「神の目覚め」「ムハンマド」など。
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紙の本
内容紹介
2003/03/21 19:48
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投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イラクを混乱に陥れているフセインが失脚しないのはなぜか?
中東諸国がブッシュより暴君フセインを好むのはなぜか?
アラブとアメリカの関係は、日本と韓国の関係そのもの?
第二次湾岸戦争は日本にどんな影響を及ぼすのか?
日本はいったいどの国の味方をすればいいのか?
アラブの論理がわかれば中東問題の謎が解ける!
独裁者フセインの精神構造を鋭く分析しながらニュースが伝えないイラク情勢の核心に迫る。
【主な目次】
はじめに
第一章 サダム・フセインとはいったい何者か
両親からの愛情に飢えていた幼少時代
運命を変えた叔父タルファとの出会い
天賦の政才を見出されたフセイン
映画にもなった「フセイン英雄伝説」
暗殺に手を染めることで培われた政治観
知略に長けたおそるべき三十二歳
抵抗するクルド人をねじ伏せる辣腕
権力闘争に打ち勝ってナンバー・ワンの座に
「バース党」−フセインを育てたゆりかご
アラブ・ナショナリズム、原理主義とは何か
フセインは湾岸戦争でなぜ殺されなかったのか
なぜフセインは武装解除をしないのか
フセインのなかにある「ヒーロー願望」
第二章 アラブやサダムはアメリカをどう見ているのか
アラブ人はアメリカ人にあこがれている?
なぜアラブ人はアメリカを毛嫌いするのか
アラブ人は米軍を「十字軍の再来」と見ている
ビン・ラーディンの同時多発テロが支持される理由
止まらないアメリカの「被害妄想」
アラブ諸国は実際アメリカをとう見ているのか
「悪玉アメリカ」を印象づけた湾岸戦争
「頼もしい味方」から「アラブの疫病神」へ
第三章 フセインは周辺諸国の目にはどう映っているのか
為政者フセインは何をしてきたのか
英国の「三枚舌外交」に泣いたアラビアのロレンス
米資本がサウジの油田を独占している理由
イラクの独立は英国に放り出された結果
フセインのファッションに見る「世俗主義」
アラブ諸国はフセインをどう思っているのか
中東諸国はイラクをどのように見ているのか
第四章 イラン・イラク戦争と湾岸戦争はなぜ起きたのか
フセインの頭をよぎった「悪夢」と「誘惑」
イランヘ侵攻する時期は今しかない!
泥沼化したイラン・イラク戦争
未来を予言したイランの「捨てぜりふ」■
なぜフセインはクウェイトに侵攻したのか■
「フセイン熱」に冒されたアラブ諸国
アメリカの勝利を決定づけた「砂漠の嵐作戦」
化学兵器への恐怖が大量のクルド人難民を生んだ脳
第五章 第二次湾岸戦争後の世界情勢はどうなるのか
やられる前にやれ!−アメリカの論理制
アメリカはフセイン政権の抹殺を決意した
全てを狂わせたソビエトの崩壊
フセインはアル・力ーイダとつながっている!
第二次湾岸戦争ーフセインが描く恐怖のシナリオ
アメリカ、そして日本へのテロの可能性
戦争後、イラクはどうなってしまうのか
親米派のサウジがアメリカを敬遠するようになったわけ
アメリカとアラブの板挟みにあうサウジの苦悩
戦争後の日本の立場はどうなるのか
今回、日本はどの国を支持すべきなのか
おわりに