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- カテゴリ:一般
- 発売日:2002/04/17
- 出版社: 講談社
- サイズ:19cm/225p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-06-334533-5
釣りキチ三平 1 平成版 地底湖のキノシリマス (KCDX)
釣りキチ三平 平成版 地底湖のキノシリマス
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:7,477円(67pt)
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紙の本
平成の世に甦った釣りキチ
2002/06/26 17:27
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
釣りの世界を表した言葉に「ヘラブナに始まり、ヘラブナに終わる」というものがある。独特の形状をした専用のウキを使い、静かに糸を垂らす釣法にこそ醍醐味があるという。一気にスポーツフィッシングが盛んになり、ルアーやフライでしか釣りを楽しんだことのない人が多くなった今、この言葉の意味を理解できる人間がどれくらいいるのだろうか。
時にはムツゴロウを引っかけ、時にはアユの友釣りと、様々な釣法で我々を楽しませてくれた三平君が帰ってきた! 舞台は平成の世になったが、その釣りキチ振りには更に磨きがかかっている。復帰第一弾のターゲットは通称「キノシリマス」。ある地方で実際に行われたキャンペーンを織りまぜながら、絶滅が噂されている幻の魚に挑む。
旧作のラストで一平爺さんは亡くなってしまったが、魚紳さんやユリッペを始めとするレギュラー陣も元気な姿を見せてくれる。旧作を知る人には懐かしく、初めて目にする人にはその自然豊かな風景が新鮮に映るだろう。今後どのような魚に挑戦していくのだろうかと想像すると、楽しみで、また、嬉しくて仕方がない。