できる社員は自己分析ができる （仕事の原則すっきりわかるシリーズ）

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投稿者：ｂｋ1　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

新卒者採用の面接試験では「自己分析」がキーワードとなっています。「自分が、どのような人間か」「どんな仕事がしたいのか」「なぜ、その仕事がしたいのか」と、次々に明確に答えられなければダメだといいます。しかし、面接用の想定問答は易々と通り抜けられても、実際に仕事を始めてみると、自分自身のことが、よく把握できていないのではないかと、急に不安になり、自信を失う人は多いものです。なぜでしょうか？それは、「会社」という社会が持つメカニズムが、ひとりひとりの個性との適切な接点を絶えず求めているからです。
他人との関係の在り方、ふさわしい距離を取ろうとしたときこそ、「自己分析」が必要になります。

自己分析は、自己アピールではありません。同僚や上司との関係、取り引き先との付き合い方などで失敗した時、迷いが生まれる、「自分のどこがいけないのだろう」。そんな時こそ、「自己分析」が力を発揮します。
社会人となってからの「自己分析」は、「自分を知る」ということにとどまらない。「自分と他人との関係を知る」「他人から求められている自分の在り方を知る」「自分がどう演じればよいかを知る」、ということでもあるのです。
【テキスト提供：ディー・アート】

■目次
第1章　迷っているときの自己分析
第2章　行動するための自己分析
第3章　自己分析が「自分」を実現させる