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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
研修中は色々な部署に配属することがわかる。それが医療全体の様々な問題点の発見にもなり勉強になる。実際には本人がどのような特性がありどこが自分に向いているかもわかる仕掛けのようだ。
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ブラックジャックは出てきません
名医も出てきません
大反響・話題沸騰のリアルを追求した医療ドラマです
主人公の斎藤は何の力もない研修医です
医者、病院、医学・・・
人の生活にに馴染み深いはずなのに、そこはあまりに隔離された世界です
矛盾を見過ごせず、やりきれず、必死の抵抗をする斎藤の奮闘がよりリアルに描かれています
イロイロと考えさせられる作品です
斎藤や患者、医者達が不意に発する一言がガツンと胸を打ちます
泣けますよ
「海猿」の佐藤秀峰氏の作品
絵や表現にかなりアクがあって、人によっては受け入れづらい面もありますが、
必死なところの描写なんかがこの作品に非常にマッチしていると思います
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小児科医が少なくなっているという話は、近頃社会問題にもなっていますよね。実際ああやって診療拒否されてるうちに手遅れになっちゃった子もいますし。うちには子どもがいないので分かりませんが、でも確かに注射1本打つのも大変だろうし、儲からないというのもよく分かります。ただ、現在オトナであるお医者さん自身にも子ども時代はあったわけで、誰でも1度ぐらい小児科のお世話になってるわけでさ。そりゃ外科とかでオペ!とかの方が医者っぽいし、やりがいもあるんだろうけど、でも“誰もが1度は通る道”って事を思い出して、頑張ってくれるお医者が増えてくれればいいのになあと思います。何だか英二郎がとっても小児科に向いているような気がしてきました。最終的に彼はどこを選ぶんだろうなあ……。あ、あと後半のガンの話ですが、私はぜひ告知して欲しいです。告知されたら絶対に抗がん剤治療などは受けず、残りの人生、自分の家で好き勝手に生きたいな。死ぬって分かってるのに病院にいるのなんて、絶対にイヤだ〜!!
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日本の小児科の現状と問題点、がんの告知の問題を扱っている巻。「告知はすべきである。その先に希望があるなら」「お好きな方をお選び下さい。どちらに入っているのも絶望です」「私がやらなければだれがやるんですか」努力だけではどうにもならない現状が医療の世界にはあるんですね。
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「もう治療法がありません」って本当ですか?
がん医療編スタート!
日本では欧米で使われている多くの抗がん剤が使えない。
辻本良江・ある平凡な主婦が永大を受診する。病名・すい臓がん。
斉藤は、小児科を経て、がんを扱う第4外科へ研修の場を移していた。辻本さんへの対応を通して斉藤が目にしたのは、そんながん医療の現実。そして、第4外科に来る前にわずかだけ所属した小児科の現実。2つの現実が斉藤に教えたのは、システムの制約の中でしか医師は腕を振るえない、という事だった。
告知、抗がん剤、転移、再発……がんはあきらめざるを得ない運命なのか。がんを患い、心をさまよわせる『普通』の人間たちを前に、斉藤には何ができる?
日本中をうならせる大ヒットリアル医療ドラマ、『がん』を描く!
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小児医療はサクッと終わりましたな。重要なのは斎藤が全面降伏したところかな。
癌の話は今の所告知の話か抗がん剤の話か不明。告知の話の方がマシだが。
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小児科編と、がん医療編。日本医療のなかで、深刻な状況下の小児科事情。結局何もできない研修医の斉藤は彷徨ってるな~。そして、がん…がん家系の自分も不安を抱えながら読む物語は、なんだか重たい気持ちになる。庄司先生は、なかなか軽快なキャラ。
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20111120
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「日本では欧米で使われている多くの抗がん剤が使えない。」
辻本良江・ある平凡な主婦が永大を受診する。
病名、膵臓がん。斉藤は、小児科を経て、がんを扱う第4外科へ研修の場を移していた。辻本への対応を通して斉藤が目にしたものは、そんながん医療の現実。そして、第4外科に来る前にわずかだけ所属した小児科の現実。
二つの現実が斉藤に教えたのは、システムの制約の中でしか医師は腕を振るえない、という事だった。
告知、抗がん剤、転移、再発……がんはあきらめざるを得ない運命なのか。がんを患い、心をさまよわせる「普通」の人間たちを前に、斉藤には何ができる? 日本中をうならせる大ヒットリアル医療ドラマ、「がん」を描く! (漫画on webより)
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新生児科から小児科へ。期間は短いものの、小児医療を取り巻く環境から、救急搬送を拒否せざるを得ない現実を前に、なすすべもない。さらに第4外科(がん科)に研修に行く斉藤。抗がん剤治療を進める庄司と、抗がん剤治療に反対する宇佐美が登場する。教授の方針に沿う庄司のもとで、徐々に感覚がマヒしていくように従う斉藤。告知とは、抗がん剤治療とは、手術とは、そして転移とは。ほとんどの人が発病するリスクがあるがんをテーマに掘り下げて行く。
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小児科医が人気がないというのは聞いたことがあったけど、その理由がよくわかった。子どもは自分の症状が説明できないし、医者を怖がる。親は不安で焦っていたり、待たされてイライラしたり。小児医療が充実して欲しいと心から思った。また、親になったら、なんでもかんでも病院へというだけではなく、柔軟に対応できるように子どもを少しでも理解できる親でありたいと思った。
子どもが亡くなるというのは想像しただけで悲しい。知らない子でも、ほんとうにかわいそうに思える。救急車は呼んだが、搬送先がなく、亡くなってしまうなんて起きて欲しくない。病院数を減らして、ひとつの病院での医者の数を増やし、重篤な子にすみやかに対応できるようになってほしい。
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2012 12/2読了。iPhoneの無料アプリで読んだ。
5-13巻まで一気読み。感想は最後にまとめて。
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結局、あの新生児の親子の話は4巻で終わりだったのか。
もう少し続きがあるのかな、と思っていたけど。
今度は小児科に、癌に、どんどん複雑な事情になって行く。
癌。最近亡くした一台目猫も舌の扁平上皮癌だった。
告知された時は泣きまくった。その後、病院では何もしてくれなかったから自分で調べてフコイダンとか、霊芝とか、癌に効くと言われている物を試したけど、結局駄目だった。
癌の特効薬、できないものか…
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小児科医療の危機的な状況と抗癌剤治療の問題を描いている巻。
小児科医療については、今でもたとえば都の奨学金制度に、返済免除の条件にへき地医療従事と並んで小児科医療従事があることからも問題は今でも少なからずあるものと感じている。
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斉藤は、NICUから小児科へと移ることになり、もっとも逼迫している医療現場の実態を知ることになります。そんな現場で、日々子どもたちと向き合い続けている指導医の安富の姿を見ることになります。
次に斉藤は、ガン患者たちの治療に当たっている第4外科に移ります。そこで彼は、迫る死の苦しみに直面している患者たちに対してどのように接すればよいのかという、答えのない問いに悩まされることになります。
ここで主人公が直面する問題は、2人に1人がガンに罹ると言われている今の日本では、誰にとってもけっして無縁ではありえないように思います。本作で著者は、主人公にどのような選択をさせることになるのか、続きが気になります。
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第5巻のテーマはガン。
ガンの因子は誰でももっている。それが、ガンという形で発症するか、発症しないまま別の病気で亡くなるかが異なる。
ガンが発見された場合、告知はすべきかどうか。
本人にはすべきか。家族にはすべきか。
抗ガン剤の治療はすべきかどうか。