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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.7
  • 出版社: 青土社
  • サイズ:20cm/191,10p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7917-6050-6

紙の本

ジョン・ケージの音楽

著者 ポール・グリフィス (著),堀内 宏公 (訳)

斬新な発想で音楽の常識を打ち破り、多くのファンを持つ現代音楽のカリスマ作曲家ジョン・ケージ。死後10年を経て益々評価が高まるケージの、作品と作曲法のたびかさなる変遷・更新...

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ジョン・ケージの音楽

税込 2,200 20pt

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商品説明

斬新な発想で音楽の常識を打ち破り、多くのファンを持つ現代音楽のカリスマ作曲家ジョン・ケージ。死後10年を経て益々評価が高まるケージの、作品と作曲法のたびかさなる変遷・更新を的確に辿り、ケージ音楽の核心にせまる。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ポール・グリフィス

略歴
〈グリフィス〉1947年生まれ。オックスフォード大学卒業。音楽評論家。『The New York Times』の音楽批評を担当。著書に「現代音楽小史」など。

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評価内訳

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紙の本

シャンピニオン・ミュージックの秘密

2003/11/21 23:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:脇博道 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジョン・ケージ。偉大なる現代音楽家。だが、氏は、音楽だけにとど
まらず、演劇やヴィジュアルなアートも自ら手掛けると共に、独自の
哲学で様々な芸術分野に大いなる影響を及ぼした綜合的アーティスト
であったといえる。そのような氏のカリスマ的人柄に共鳴して、多く
の鬼才たちが氏の影響のもとでコラボレーションを行ないながら、優
れた前衛的作品を創造していった事は、21世紀の現在ではもはやひ
とつの神話と成りつつある訳であるが、依然として氏の作品にインス
パイアされながら、作品を生成している次世代の登場があとをたたな
いという事は、如何に氏の作品が革新的でありつつも普遍的な魅力を
有しているかの証しでもある。

本書は、氏の音楽作品に焦点を当て、その構造や意味を緻密に探った
力作である。とはいえ、本書が出版されたのは1980年、氏の活動
はそののちも傑作を生み続けている訳で、厳密にいえば、約4半世紀
分の作品分析といえるのかもしれないが、主要な方法論は、この時点
においても、ほぼ網羅されているので、読みごたえがあるし、更に巻
末の作品リストは、1981年から氏の晩年までの作品も補完されて
いるので、資料としても充分といえる。1章から5章までの段階的な
作品分析は、ポール・グリフィス氏ならではの精緻を極めた論考とな
っているが、図版も豊富に掲載されているので、楽譜そのものがひと
つのアートとして成立しているケージ音楽の魅力も2倍楽しめると感
じられる。

1章及び2章までは、異彩を放ちながらも、音楽という形式に乗っ取
った氏の作品分析が、記述されているが、3章、沈黙へ、と題された
この章から、ケージ・ミュージックの卓越した創造性の記述に一気に
ジャンプする。そう、ここでかのプリペイド・ピアノ及び4分33秒
という、過激で創造性溢れた作品への言及がなされる訳であるが、ノ
イズと沈黙という両極のコンセプトを有した作品を論じるグリフィス
氏の思考は見事というほかないのであるし、続いて4章、作曲を超え
て、においては、チャンス・オペレーションというまさしく既成の音
楽概念を超えた方法論が登場して圧巻である。そして、5章、音楽を
超えて、においては、氏のデヴィッド・ソローへの自然哲学に基づく
美しい哲学が記述されていて、本書の末尾を飾る素晴しいフィナーレ
となっている。

さて、本書には46ページもの訳注が掲載されているが、本文を読み
進む上で、非常に理解を助けてくれるものであり、訳者の方にも多大
なる敬意を表したい。

ジョン・ケージという余りにも大きなアーティストの創造の秘密を知
る上で、ぜひ押さえておきたいおすすめの一冊である。

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