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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.8
  • 出版社: 青土社
  • サイズ:20cm/230,14p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7917-6056-5

紙の本

物質から生命へ 自然発生説論争

著者 ヘンリー・ハリス (著),長野 敬 (訳),太田 英彦 (訳)

生命は物質からひとりでに生じてくるものなのか? 生命科学の源流に位置する自然発生説が、パストゥールらによって葬り去られるまで、数々の実験と論争を詳細にたどり、科学における...

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物質から生命へ 自然発生説論争

税込 2,420 22pt

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商品説明

生命は物質からひとりでに生じてくるものなのか? 生命科学の源流に位置する自然発生説が、パストゥールらによって葬り去られるまで、数々の実験と論争を詳細にたどり、科学における「実験」の意味に新しい光を投げかける。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ヘンリー・ハリス

略歴
〈ハリス〉科学史家。サー・ウィリアム・ダン病理学教室の前教授。オクスフォード大学名誉教授。主な著書に「細胞の誕生」など。

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紙の本

実験科学の視点から見た自然発生説論争

2003/09/02 19:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:彦坂暁 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 多くの創世神話は生命は神の奇跡によって創られたと語る。現代科学は生命は太古に無生物から生じたが、現在は生命は生命からのみ生まれ、新たな創造は 起きないと言う。そして「自然発生説」は条件さえ整えばいつでも生命は無生物から生まれうるし、実際に生まれている、そしてそれはまったく自然のプロセ スであり、なんら奇跡は必要ない、と主張した。自然発生説の源流はギリシア・ローマ時代以前にさかのぼり、ヨーロッパではアリストテレスとスコラ学の権 威によって広く信じられてきた。しかし17世紀の科学革命の時代には経験を重んじる実験家たちの挑戦を受け、19世紀に論争は頂点に達し、20世紀初頭 についにその命脈を絶たれる。本書はこの自然発生説論争の歴史を辿った本である。
 本書の特徴は、自然発生説論争の歴史を「実験のもつ力」という視点から見ている点だ。科学史の議論ではしばしば、科学論争の帰趨は事実と論理ではな く、科学者社会の政治的な力関係によって決まるという主張が聞かれる。たとえばコリンズとピンチは『七つの科学事件ファイル』(化学同人)の自然発生説 に関する章で「反対意見を打ち負かすものは事実でも理屈でもなく、力と数の論理なのである」と書いている。たしかに、完全な実験はあり得ないという意味 では、この主張は一面では正しい。しかしそれでも実験には優れた実験と信頼性に欠ける実験が厳としてあり、科学者たちはそれぞれの実験の証明力がどの程 度のものなのかを、常に検討している。「力と数」を決めるのも、最終的には、この実験の力なのだ。著者はこのような立場から、それぞれの実験の優れた 点、問題点を詳細に検討している。とかく科学者間の「政治」や、科学者の哲学的・宗教的背景の分析などに傾きがちな科学史の書籍の中で、実験そのものに 焦点を当てた本書は逆に新鮮に感じられた。実験科学者出身の著者の個性が発揮された本と言えるだろう。

(彦坂暁/広島大学 総合科学部 http://home.hiroshima-u.ac.jp/akirahs/index-j.html)

〈目次〉

まえがき
第1章 信仰
第2章 ハエとそのほかの昆虫
第3章 微生物
第4章 フラスコ戦争の開始
第5章 唯物論、支持派と否定派
第6章 劣化した空気
第7章 体内の寄生虫
第8章 脱脂綿
第9章 細胞の自然発生
第10章 フランス科学学士院における論争
第11章 有害な微粒子
第12章 イングランドのプーシェ
第13章 浮遊する粒子の観察
第14章 もうひとつの問題に関するエピローグ
訳者あとがき
原注
索引

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