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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 4件
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  • 発行年月:2003.9
  • 出版社: 講談社
  • ISBN:978-4-88660-470-5

紙の本

ファウスト 1 (小説現代増刊)

ファウスト 1 (小説現代増刊)

税込 1,026 9pt

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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

な、なんだかタダものじゃあないな…これ。

2003/11/21 00:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:言ノ刃 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本当のこと言うと、西尾維新さんの作品(新本格魔法少女りすか・やさしい魔法は使えない)目当てだったのですが…あと上遠野浩平さんのエッセイも。

ファウストのおもしろいところは、作品別でフォントが違っている点だと思います。それぞれで違ったフォントを使い、段落構成なども様々。その話に見合ったスタイルで編集構成されているのが従来の文芸雑誌と異なるなぁと感じます。自分はこういうタイプの雑誌に触れるのは初めてなのですごく新鮮な気がしました。
執筆陣もかなり豪華…今注目されている作家さんもいれば人気な方まで幅広く掲載されています(どちらかと言えば若手作家さんが多いのか…な?)。小説の他、エッセイ、漫画などもあるので十分楽しめるしお腹一杯になれると思います。

次号は来年になるらしいのですが今から楽しみです(りすかの続編も読めるそうなので…)。メフィストに負けないくらい、どんどん盛り上がっていって欲しいと思います!!

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紙の本

試作品としては「良」、製品としては「可」

2003/09/07 12:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 実は、「小説雑誌」というのはほとんど買ったことがない。かなりの読書家でもあまり事情はかわらないのではないのか? と、勝手に予測しているところだが、雑誌を買っても目当ての作家の作品ばかりが載っているわけではないし、それどころか、別に読みたくもない広告とかコラムとかの「雑情報」が多い。また、古参の小説誌だと、「歴史と伝統」とやらに胡座をかいて、編集サイドの姿勢や視線が見えにくくなっているものが多く、ようするに、「実際の出費を考えると、対価分としての魅力に欠ける」のである。同じ金だすなら、単行本とか新書とか文庫とか、まあ、「雑誌」よりはそっちのほう買った方が確実だよな、と。
 で、この「ファウスト」は、珍しく、というか、久々にわたしが自腹切った「小説誌」です。まあ、「あの」メフィスト賞をプロデュースした編集部が新しいコンセプトで出す雑誌、ということで、告知をみたときから購読することは決めていたわけだけど。
 ということで、今回は、「収録作品」はまだ全部読了していないことだし、「編集コンセプト」をメインに書いていこうと思います。
 まず、「作家毎にフォントを指定」という方針は、かなり面白いと思う。DTPが発達した「現在」でしかできない試みだし、「視覚的要素」まで考慮した小説誌、というのは、皆無とはいわないけど、やはり少ない。次号からは「作家専用のかなフォント」をデザインする可能性もあるとのこと。楽しみにしています。
 逆に、「今のところあまり旨味は感じないなあ」というのは、「イラスト」の部分ですね。「vs.」というほど、文章作品とガチンコでせめぎ合っていないというか。もちろん、イラスト単体でみると充分高い水準にあると思うけど、「闘うイラストーリー・ノベルマガジン」という語呂合わせ造語を使ってまで「売り」にするには、まだまだという感じでしょうか。結構有名どころ起用したり、舞城王太郎氏なんかはイラストもご自分でやっていますけど、「ほんとうにその人でなければできない仕事だったろうか?」と考えると、正直ちょっと疑問符がつきます。このあたりは今後の展開に期待。

酩酊亭亭主

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紙の本

「新しい文芸誌」という問題提起

2003/10/09 14:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小田切博 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本誌は講談社のノベルスラインから生まれた『メフィスト』に続く新しい小説誌だが、編集者はこの新雑誌で意識的にいくつかの試みをおこなっている。
 ひとつはDTP環境を意識的にエディトリアルデザインに反映させること。
 次にライトノベル的なイラストと小説の相乗効果を積極的に導入しようとしていること。
 最後に「ジャンルフィクション」と「文学」のあいだの壁を意図的に無視すること。
 これらの試みがそれぞれうまくいっているかどうかは意見の分かれるところだと思うし、創刊号の段階で論評してもあまり意味のないことだとも思う。しかし、3点目のトライに関してはごく普通に感心させられた。
 『メフィスト』も『ファウスト』もそれぞれ講談社ノベルスラインからデビューしたいわゆる「新本格以後」の作家たちの人気から生まれた小説誌だが、『メフィスト』がよくも悪くも推理小説専門誌のフォーマットを引きずり、また実際に推理小説専門誌たろうとしているのに対し、このペーパーバックスタイルの新雑誌はそうしたジャンルフィクション的な枠をハナから無視している部分がある。
 これはなにもだから『ファウスト』が評価に値するという話ではないが、純文学もライトノベルもミステリも「文芸」であるという点で等価であり、文学が「純文学」という名のジャンルフィクションと化している現在、それらすべてを含んだ「こういう形」しかもはや「文芸誌」はありえないのではないか? そういう問題提起としてこの雑誌の存在は受け止めらることができる。
 そもそもジャンルフィクション的なカテゴライズはユーザーが商品選択する際のガイド、ブランドやショップの棚分けと同様のマーケティング上の配慮である。本来「自由なクリエイター」であるつくり手がそのような既存の枠組みに配慮する必要はないのだが、実際にはそのような限定的なジャンル意識を持たずに小説を書くことのほうがよほど困難である。そもそも日本の近代文芸自体が明治期に欧米のそれを模倣することからはじまったものであり、そこに絶対的な自由などあった試しはない。だが、逆に必要以上に枠にとらわれる必要もないのではないか。
 私たちは資本主義社会に生きており、そうである以上、文学やミステリの伝統にそぐっていようがいまいが、またライトノベル的なマーケティングに合致していようがいまいが、作家の「書いたもの」に市場が存在する——つまり、読者がついていさえすればそれは商品として流通し得るし、批評家にも学者にもそのことを否定できはしない。文学やミステリといった概念こそあとづけの枠に過ぎない。そこに「読者」がいる時点でそれは文芸作品なのだ。
 その意味で本誌がやろうとしていることは素直に応援したい。正直私個人はここに展開される作品群の対象読者とは言えないと思うが、こうした既存の環境自体を疑い、再構築するような作業はおこなわれてしかるべきだと思うし、その意味のみでもこれは積極的に肯定されるべき出版物だと思う。
 ただ、ひとつだけ疑問に思う点を述べるなら、インタビューや編集者のコメントに見られる、その原動力、モチベーションの部分を新しさや世代観に頼った発言には、正直いって脆弱さを感じなくもない。本当にここにあるようなものを「新しい文学」だと信じるのなら、その「新しさ」よりも「普遍性」こそが誇られるべきではないだろうか。

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紙の本

発想は良かった。でも中身はまだ未熟。

2003/12/21 11:52

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:飛道 零 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 講談社ノベルス等で活躍する若手の新鋭作家の作品を掲載した文芸雑誌。同社の文芸雑誌『メフィスト』の新本格派以降の作家西尾維新や舞城王太郎等、同人ゲーム『月姫』のTYPE−MOON等のインタビュー、オタク評論の『動物化するポストモダン』の東浩紀や『趣都アキハバラ』の森川嘉一朗のコラムなど文芸やゲーム等のオタク文化と言われる中で注目されている人達の作品が同人的テイストを持って構成されています。
 既成の作品が記号的な組み合わせでしかなかった従来の文学作品の枠から逸脱し表現できなかった新しさを求めたコンセプトは良かったと思うけれど一部の内容は少々痛いものがあった。
 ライトノベルや同人雑誌調のイラストを多様する発想は悪くなく、作家の作品に合わせた文章の配列やフォントの使い分けも良い発想だと思った。しかし、やはり試作的な物で終わっているのが非常に惜しいと思う。『闘うイラストーリー・ノベルマガジン』と銘打つにはタイトル負けしている感じで、まだ粗い出来なのは否めず、人気若手作家の小説がいずれも夢を模写しているかのような幼稚的な行動と発想の主人公達、安直過ぎる人の死の扱い、『破壊』を持ってしか表現できなかった発想が特徴も無く、あまりにもお粗末な内容に感じた。既存の小説のストーリーを根本的に覆すような内容を期待していただけに残念。
 それは特定の年代以降を求めたファウスト賞や自分達の年代を主張する人たちは、それしか主張できるものが無い、空洞の思想が如実に現れている結果なのだと感じた。
 本をよく読む・読まない事は、その作品を面白いかどうか判別することにはつながらないことと同じく、ミステリーファンでなくとも良いミステリーは面白いと思えるはず。今回の作品はただ単に作者とそのファン達による自己満足の世界でしかなく、それ以外の者には少々受け入れがたい作品に感じた。コラムやインタビューは興味を持って読むことができたが、小説や漫画の内容に対しほとんどの読者がこういった作品を求め本気で面白いと思のか気になるところだ。
 それは、ジェネレーションギャップや次世代オタという言葉で片付く問題では無く、例えばTYPEーMOONの『月姫』など良い物は世代を問わず感動を共有できる気がするが、これら小説を面白いと感じるのは『ファッション』性の違いに等しく、受け入れられる人、受け入れられない人が世代に関係なく存在し、褒め称える人が多いこの雑誌の評価に本当にそうなのかと危惧し少々辛辣に評価を書いたしだい。
 ただメフィスト賞を作り出した編集者側の意思がこれほどあからさまに見える雑誌もそう無いと思う。発想は面白い、人選も良い、インタビューや評論、コラムは賞賛できるけど、小説と漫画の内容に対しどうしても受け入れがたい物があり次回作で改善されるのか期待をしたいところだが、現状で自己満足の人が多いのでそれも無い気がする。
 それでもきっと次回作が出るのであればきっと購入するだろう。
 それは受け入れることの出来ない世界の住人がいったい何を求めているのか垣間見たい好奇心によるものがあるからなのだと、そういった見方をすれば、この本は別の意味で面白いのかも知れない。

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