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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2003.11
- 出版社: インプレスネットビジネスカンパニー
- サイズ:21cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8443-1828-4
紙の本
コンピュータの名著・古典100冊 若きエンジニア〈必読〉のブックガイド
コンピュータの本質を理解するための基本図書100冊を、歴史・ドキュメンタリー・思想・プログラミング・データベース/ネットワークなどの分野別に徹底紹介。「コンピュータを読み...
コンピュータの名著・古典100冊 若きエンジニア〈必読〉のブックガイド
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商品説明
コンピュータの本質を理解するための基本図書100冊を、歴史・ドキュメンタリー・思想・プログラミング・データベース/ネットワークなどの分野別に徹底紹介。「コンピュータを読み解く」ためのブックガイド。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
石田 晴久
- 略歴
- 〈石田〉東京大学名誉教授、多摩美術大学教授。著書に「実戦Windows98入門」等。
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紙の本
古本屋を探す楽しみが増えました
2003/12/15 18:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:k-kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
この種のブック・ガイダンスであれば、インターネットの独壇場である。ハイパーリンクで自由に関連箇所を参照できるし、検索エンジンを利用することもできる。ネット書店のサービスも充実している。しかし、この本のような印刷媒体をぱらぱらとめくって目に留まったページを拾い読みするのも楽しい。
本書には、コンピュータの全分野にわたって100冊が挙げられている。分類は、歴史、人物・企業、ドキュメント、思想、数学・アルゴリズム、コンピュータサイエンス、アーキテクチャ/OS、コンパイラ/言語、プログラミング、ソフトウェア開発、データベース/ネットワークの11である。
選出は、コンピュータ名著読書推進委員会と称するメンバがあたっている。委員長は元東大教授の石田晴久氏。選定基準は、重要なテーマにつき適切な書き方がしてあるもの、古典的なもの、10年ぐらい経っても古くならないもの、とある。とにかく幅広く選定されているのに驚く。松岡正剛の『情報の歴史』とか、西和彦の推薦する『心の社会』もある。確かにダイクストラの著した『構造化プログラミング』はプログラミングの歴史を変えた古典であろう。
古典には版元品切れがかなりある。また発行日付が古く入手も難しいかも。コンピュータ本は、ブックオフのような一般古書店では冷遇されているので、100円均一の棚にこの手の本がかなり紛れている。古本屋を探す楽しみが増えましたね。
それぞれの本の紹介は、ていねいに要旨を伝えている。映画の予告編のように「読むべし」と絶叫するだけではない。例えば、『誰のためのデザイン?』を見てみよう。
「よいヒューマンインターフェイスでは、システムや物を介して、設計者の想定するメンタルモデルとユーザーのメンタルモデルが整合している。そのためには、インターフェイスが理解しやすく使いやすい必要がある。メンタルモデルとは、人の頭の中で自分と他者や環境、物を認識する方法」
とある。この本のキーワードと考えられる「メンタルモデル」をきちんと抽出・説明している。単に「面白い、興味深い」との一言で終わりにしていない。
SMARTは → こちらです。
紙の本
内容紹介
2003/09/11 17:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
コンピュータ書の古典的名著100冊のエッセンスが(読まなくても)わかる!
SE、プログラマなどのエンジニアや、Web/PC出版業界には独自のカルチャーがあり、先輩や仕事相手と会話する上で「当然読んでいるよね?」と言われる古典的名著があります。自分だけ読んでいないと、会話についていけなかったり、客先で恥をかくこともあるのではないでしょうか?
そんな時、慌てることがないように基礎知識として何を読めばいいか。古典的な名著について各界の専門家が選書したブックガイドです。
石田晴久氏を委員長とする、コンピュータと出版に造詣の深い委員会によって選ばれた100冊を分野別(プログラミング、コンピュータサイエンス、数学、思想、ドキュメンテーション、アーキテクチャ、OS、ネットワーク、コンピュータグラフィック、ソフトウェア開発、歴史、読物)に徹底紹介。惜しくも100冊に選ばれなかったが、これもお薦めという本の紹介(コラム)も掲載しています。
産業界、ベンチャー、オンラインソフト、出版人、書店員など、アカデミックな視点とはちょっと違った視点での「僕のお薦めコンピュータ書」コラム(ゲストコラム)も特筆すべき内容です。また、インターネットで募集した読者のコメントを掲載する読者参加型書籍でもあります。
▼こんな方にオススメ▼
新入社員を中心とする若いエンジニア、および新入生を中心とするこれからコンピュータを学びたい理系学生。これらの100冊を懐かしいと感じる中堅以上のエンジニア。
【監修者略歴】石田晴久(いしだ はるひさ)
東京大学 名誉教授/日本インターネット協会 会長/日本ネットワーク・セキュリティ協会会長/多摩美術大学 情報デザイン学科教授。
1936年生まれ。59年東京大学理学部卒業、64年米アイオワ州立大学で博士号を取得。70年に東大大型計算機センター助教授、82年から同センター教授。97年3月に東大を退官し、4月から多摩美術大学教授。93年12月の日本インターネット協会の発足とともに会長に就任し、現在に至る。
<主要著書>『インターネット自由自在』(岩波書店、1998年)、『パソコン自由自在』(岩波書店、1997年)など