「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発行年月:2003.11
- 出版社: 日本経済新聞社
- サイズ:19cm/229p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-532-31089-X
紙の本
これって、違法ですか? 実践コンプライアンス講座 社員が直面するビジネストラブル解決法
契約のノウハウから債権回収、不正競争防止まで、ビジネス現場で必要なコンプライアンスの法律知識を対談とQ&A方式でわかりやすく解説。内容の理解度を測れるチェックリストが受け...
これって、違法ですか? 実践コンプライアンス講座 社員が直面するビジネストラブル解決法
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
契約のノウハウから債権回収、不正競争防止まで、ビジネス現場で必要なコンプライアンスの法律知識を対談とQ&A方式でわかりやすく解説。内容の理解度を測れるチェックリストが受けられるアクセスコードも記載。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
中島 茂
- 略歴
- 〈中島〉東京大学法学部卒業。中島経営法律事務所代表。弁護士・弁理士。
〈秋山〉京都大学経済学部卒業。リクルートを経て、インディペンデント・コントラクター(独立契約者)。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
実践コンプライアンス、はじめの一歩。
2004/05/22 13:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aguni - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の中で中島弁護士が言うには、アメリカでは入社面接のときに、学生が「この会社はコンプライアンス・システムがありますか」と聞くそうだ。ちゃんとあると言われないと怖いから入らない、という。そりゃそうだ。学生の入社といえば最初の結婚と同じ。忠誠を誓って入社してみたら、牛肉を偽装しろだの欠陥車で人が死んだけどごまかせとか談合の会合に出席してこいとか上司に言われてやって、何十年も経ってバレたら懲戒免職、というのではシャレにもなんにもならない。じゃあ、上司にやれと言われて断れるかといえば、子供二人に可愛い妻に住宅ローンに教育ローンがあって…、とか考えるととてもそんな勇気はでない。で、何も考えずに(考えないようにして?)やってしまう。サラリーマンの悲劇、である。
もちろん、上のは明らかに犯罪とわかる例だけれども、業界慣習とかつきあいとかいう名のもとに、ビジネスの世界にはたくさんの「違法」の落とし穴がある。この本は普通のビジネスマンでは判断に迷うような「違法」「合法」の事例をあげて説明してくれている。範囲は「不正取引」「情報の窃盗」「知的財産権」「債権回収」「契約のノウハウ」「雇用」いずれもビジネスパーソンが仕事の中で身近に出会う事例。それぞれのテーマについての議論として、会議形式で語られた後に、いくつかのQ&Aで補足をしている。なるほどこの方法であればそれぞれのテーマについての法律の解釈・意味付けがわかりやすくなるし、応用もしやすいだろう。ビジネスパーソンにとっては心強い味方である。
今後、一連の司法改革で弁護士が増え、裁判員制度も導入されるなど、日常に法律があふれてくる。既にTVでは法律相談の番組に行列ができている状態。こうして一般の人のリーガル・マインドが高まってくれば、企業としてもそれに対応せざるをえなくなる。冒頭の例のように日本でも、コンプライアンスを重視しない会社には優秀な人材が集まって来ないといった状況がやってくるかもしれない。
取り付きにくい法律の専門書ではなく、こうした読みやすい軽い本であれば、会社側の意識を高めるためにも使えるのではないだろうか? 巻末にはこの本の内容を理解できたかどうかをインターネットでチェックできるURLもついている。さすが、「実践コンプライアンス講座」と銘打つだけのことはある。法律の基礎知識がなくてもすぐ読めるコンプライアンス本として、オススメの一冊である。
紙の本
出版社コメント
2003/11/05 22:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日本経済新聞社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「競合相手に入札価格をきいた」「取引先が倒産するうわさを同業者に教えた」実はその行動は法律違反かも? ビジネスの現場で直面するジレンマ、トラブルについて専門家がズバリ解答し、解決策もアドバイスする。
■著者紹介
中島 茂(なかじま・しげる)
中島経営法律事務所代表。弁護士・弁理士。
1977年東京大学法学部卒業。1979年弁護士登録。警視庁「セキュリティビジョン策定委員会」委員などを歴任。日本証券クリアリング機構監査役に就任。
秋山 進(あきやま・すすむ)
インディペンデント・コントラクター(独立契約者)。
1987年京都大学経済学部卒業後、リクルート入社。事業・商品開発、戦略策定などに従事。1998年からインディペンデント・コントラクターとして、エンターテインメン ト・人材関連のトップ企業においてCEO補佐を、その後、日米合弁のIT関連企業の経営企画担当執行役員として経営戦略の立案と実行を行う。現在は、複数企業の経営企画、事業開発・マーケティング戦略の立案と実行、CEO補佐などを請け負っている。インディペンデント・コントラクター支援協会理事長(www.npo-ic.org)。
■目次
第1章 不正取引ってどんなもの?
対談1 会社は守ってくれない
対談2 7:3の法則
Q&A
対談3 仁義なき戦い——直販vs.代理店
Q&A
第2章 情報の公私混同に注意!
対談4 情報の窃盗
対談5 ストックオプションはインサイダー取引?
Q&A
第3章 知的財産権は特許だけではない!
対談6 研究者だけいいとこ取り?
Q&A
第4章 接待のガイドラインはどこにある?
対談7 接待の甘い罠
Q&A
第5章 個人と会社の線引きはどこに?
対談8 会社メールは見られて当然
対談9 名刺は誰のもの?
Q&A
第6章 ノルマ達成と“お金”の問題
対談10 連帯保証は無慈悲か
対談11 債権回収は情報戦
Q&A
第7章 契約のノウハウと損害賠償
対談12 契約書の理想と現実
Q&A
第8章 人を雇う側・雇われる側のマナー
対談13 評価と管理は難しい
Q&A
第9章 コンプライアンスは、会社と社員を守る盾
対談14 コンプライアンスホットラインは絶対必要
Q&A