ベンチャー昇竜伝 起業の旗手２０人の勇姿

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投稿者：bk1　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

長引く不況で構造改革を進める日本はいま、デフレスパイラルに巻き込まれている。だが、実はその裏側で新たなビジネスチャンスが続々と生まれてきている。

本書は、自らの可能性を信じ、成功をあきらめなかったベンチャー社長20人のサクセスストーリーを収録している。
斬新な発想、多彩な人脈、起業の決意と不安、事業へのこだわりなど、本書の内容は、ベンチャーを目指す人たちはもちろんビジネスマンや経営者にとっても必読の1冊。

「年間300万本の売上を目指す100円パソコンソフト開発」「わが国初、熟年向けネットテレビ配信で中高年の生きがいを後押し」「全国2300の在宅主婦ワーカーを束ね年商4億円」「格安商品のネット販売でサイト会員30万人突破」「女子高生の意見を企業の商品企画へ提案」など、20社の社長の独立への決意や成功へのプロセス、企業理念を徹底取材している。

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投稿者：うすかげよういちろう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ベンチャー企業家20人の取材。
ほんとうに、勇姿だと思う。
年の売り上げが何億もあったり、会員が何百万人もいたり。
知らない企業ばかりだったので、こっちの不勉強が目立つばっかりだったが。

その後、この本を読んで初めて知った企業名が、けっこう、あちこちで目にす
るということに気づいた。
やっぱり、ほんとうに、成功しているのだ。

それにしてもすごい。
みんなやるもんだなと思う。
すさまじいともいえるだろう。
努力はするし、計画はたてるし、プランは練るし、アイデアはわくし、また、
そいつを見事に実行している。

成功物語を集めたからなのだろうが、みんな、やたらと成功する。
って、あたりまえか。

失敗しても、それが、成功の種になっている。
こう、ありたいよなあ、などと、読んでいて、嫉妬のひとつも口に出したくな
る。

すごい、ほんとうに、すごいと思う。
読んでいて、自分も元気づけられてやってみたくなる。
自分とは差がありすぎて涙が出そうだが。思うくらいならできなくはない。
なにか、自分も起業するネタはないものかと考えを巡らせてみたりする。

文章がぎっしりで、最後までインタビューなので、読みやすいとも言えないの
だが、げっぷが出るほどに、内容が詰まった本である。

なお、この本のもとは、東京中日スポーツに連載された記事である。