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紙の本
著者の雑文は読み易く面白い
2004/02/19 21:19
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投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一流の人の著作は、面白く、いろいろと教えられるものだ。著者はこの本を、雑文といっているが、素人にとっては本格的な論文より、この本の様のものの方が、読み易く面白い。これも中公文庫にある「九品官人法の研究」(1997年)は、終わりの1/4以上が文献データの羅列といった感じで、最後まで読み通せなかった。この本に収録されているような、日常生活の事柄もふくめ、ちょっとした話題についての、簡潔な文章は、素人に解り易い。「竜の爪は何本か」とか「仙人の暮らし」とか、筆の立つ人なら、小説がいくつか書けそうなネタが沢山ある。そのほかに、文化大革命への見解、欧米の中国史の研究者と研究状況、中国史を学んだ師と同僚について、等の文がある。