サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. スポーツの通販
  4. 格闘技・武術の通販
  5. 新潮社の通販
  6. テンカウント 奇跡のトレーナー松本清司の通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.10
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/222p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-448902-6

紙の本

テンカウント 奇跡のトレーナー松本清司

著者 黒井 克行 (著)

ボクシングは麻薬だよ…。獰猛なボクサーの光る背中を見て、トレーナーが呟く。ボクサーはサンドバッグを打ち続ける…。ひとりのトレーナーを通して、ボクサーたちの激しくも純粋な青...

もっと見る

テンカウント 奇跡のトレーナー松本清司

税込 1,540 14pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

ボクシングは麻薬だよ…。獰猛なボクサーの光る背中を見て、トレーナーが呟く。ボクサーはサンドバッグを打ち続ける…。ひとりのトレーナーを通して、ボクサーたちの激しくも純粋な青春群像を描くノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

黒井 克行

略歴
〈黒井克行〉1958年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。『週刊新潮』『週刊文春』等で取材記者として活躍。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー3件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

伝説がここに生まれた

2003/11/19 19:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀でぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ヨネクラジムといえば、柴田国明・ガッツ石松・中島成雄・大橋秀行・川島郭志の5人もの世界チャンピオンを輩出した名門ジムである。日本チャンピオンでいえば、40人を超す。
通常、ボクシングジムの門を叩こうかというような輩は、ストリートファイトなら敵なし、誰にも負けなかった、というような腕に覚えのある者が一般的である。その腕自慢達が、血反吐を吐くようなトレーニングを積んで、ようやく、プロテスト受験にこぎつける。しかし、ここであっさり、ライセンスを得る者は一握りである。多くの者は、何度も受験し、結局、去っていくことになる。
そのプロテストをパスした者もいわゆる4回戦ボーイとして、前座試合から始まり、連戦連勝して、6回戦、10回戦と地道に登って、ようやくランキングボクサーとなる。4回戦止まりの者、6回戦からは1勝もできない者、そうしたボクサーたちは、人知れずその世界から去っていく。
こうして、生き残ったわずかな者のみが、タイトルマッチへの出場が許される。日本チャンピオンといえど、それは遙かなる頂なのだ。
ヨネクラジムをトレーナーとして支えた松本清司は未曾有の数の若者を、その奇跡の階段の頂上へと誘い続けた。
トレーナーといえば、エディ・タウンゼントが有名だが、エディは世界タイトルマッチ直前に臨時契約し、試合のセコンドを努め、多くの実績を上げた。
松本清司は、ジャブの打ち方すら知らぬ、やんちゃなだけの若者や、目的を見失った自暴自棄の少年を、イチから教え、チャンピオンにまで育てた。
本書には、その松本と若者達の熱いドラマが、これでもかと詰め込まれている。

松本は寡黙な指導者だった。ボクサーの、練習生の自主性を重要視した。ボクサー達は、強制されるのではなく、松本のもの言わぬ鋭い眼光に晒されて、その眼光に許しを請うべく、あるいはその眼光を跳ね返すべく、自らを極限までいじめ抜いた。
松本は徹底的に足を使ったアウトボクシングにこだわった。イチかバチか、カウンター戦法、インファイトを嫌った。それはKOで勝てるかもしれないが、同じようにKOで負けるかもしれない。そうした戦法のボクサーは、積み重なるダメージによって、後に何らかの傷害を負ってしまう可能性が高いからだ。ボクサーには、その輝かしいボクサーとしての時間よりも、遙かに長い引退後の、人間としての人生があると知っていたからだ。

やんちゃな天才児、辻本章次(日本ウェルター級王者)、忠実な学徒、岩本弘行(日本Jフェザー級王者)、すぐに引退しては復活した、古城賢一郎(日本Jライト級王者)、エリート街道から奈落の底に落ち、再びそこから這い上がった川島郭志(WBC世界Jバンタム級王者)……。こうした頂を極めた男たちと松本の交流は、激しく、そして限りなく優しく、読む者の胸を焦がすぬくもりがある。一方、そうした王者たちの影で、新人王戦で散っていった、あるいは新人王止まりだった、名もなきボクサーたちと松本との交流も、本書は丹念に掬い取っている。いや、むしろ、読む者が涙するのは、この名もなきボクサーたちとの交流の方かもしれない。

テンカウントといえば、ダウンしたボクサーに与えられる10秒の猶予のことだが、日本王者クラス以上のボクサーが引退する時に、リングの中央で浴びる10回のゴングの音、という意味もある。
平成6年11月12日、偉大なるトレーナー松本清司は、58歳の若さで逝った。胃ガンであった。
彼は人生のテンカウントを経て、ここにこうして伝説となった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/01/12 21:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/10/04 16:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。