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商品説明
ドイツ資本主義にとって重要エネルギー産業であった石炭業と電力業が、19世紀後半から20世紀前半の工業化過程にどのように関わっていたのかを検討し、ドイツエネルギー市場の構造的特質を歴史的に解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
田野 慶子
- 略歴
- 〈田野慶子〉1955年東京生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、青山学院大学経済学部教授。経済学博士。共著に「西洋経済史学」など。
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出版社からのオススメ
2004/02/14 03:15
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投稿者:こや - この投稿者のレビュー一覧を見る
〈主要目次〉
序章 エネルギー産業としての石炭業・電力業
第I部 石炭業の展開と市場構造
第1章 19世紀末以降の石炭市場をめぐる諸問題
第2章 石炭シンジケートの成立と商業資本
第3章 工業資本家による石炭シンジケート批判
第4章 石炭シンジケートをめぐる論争と思想
第5章 1919—1920年の石炭共同経済と工業資本家
第II部 電力業の展開と蓄積構造
第6章 電力業の発展と両大戦間期の位置づけ
第7章 ライン・ヴェストファーレン電力株式会社の発展
第8章 都市電力事業の展開
終章 エネルギー産業分析の方向性
【担当編集者から】
現代の日本においても「電力自由化」が問題となっているように,エネルギー産業と政府・国家との関係は時代・場所に関わらず重要なデーマであるといえるでしょう.国家の介入によって自由な競争を求められた「石炭業」と,逆に企業集中を実現した「電力業」を描写することで,近代ドイツ経済における国家介入の「揺り戻し」が生じていたことを明らかにする本書は,エネルギー産業に関心がある方に広くお読みいただきたい一冊です.