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商品説明
「キス未遂 僕らは貨車に乗り込んで真夏が軋みだすのを聴いた」「大切な言葉を削った代償に引き伸ばされる放課後の空」「雪よりも白い空から空よりも明るい雪が降る 朝が来る」 歌人・千葉聡待望の第2歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
いい先生とは、しっかり葛藤してくれる先生なのかも。
2008/02/06 22:34
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト館 - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際に教員している人がつくった歌集。
第一歌集「微熱体」がすごくよかった分、
評価は辛めなんですが。
新米のセンセイの葛藤だったり悩みだったり、
学生だった人がどうやって先生ぽくなるのか、
という過程が記録されている、という面もあると思う。
わたしがこの本でいちばん好きなものは、
知は叫ぶ 百科事典の背表紙に「あーあん」「いーうぅ」「うぇーえん」とある
というやつ。百科事典の背中の言葉って、
こどものとき不思議な言葉だと思ってた。
あれを知の叫びと決めたところが面白いですね。
ちょっと青春くさすぎるというか、感傷がおおいところが、
人の好みしだいだと思いますが、読みやすさは前歌集につづき抜群。
あとがき「文学の勝利(?)」が面白いです。
一番によんでもいいし、
最後にとっといてもいいけど、
どういう意味か、お楽しみに。