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紙の本
山之口貘沖縄随筆集 (平凡社ライブラリー)
著者 山之口 貘 (著)
放浪や貧乏をうたい、三線を愛し、泡盛を愛した山之口貘。つねに沖縄を思い、自分のなかの沖縄を生き続けた著者の故郷への熱い思いを綴った随筆集。75−76年刊「山之口貘全集」に...
山之口貘沖縄随筆集 (平凡社ライブラリー)
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商品説明
放浪や貧乏をうたい、三線を愛し、泡盛を愛した山之口貘。つねに沖縄を思い、自分のなかの沖縄を生き続けた著者の故郷への熱い思いを綴った随筆集。75−76年刊「山之口貘全集」に収録されたものを単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山之口 貘
- 略歴
- 〈山之口貘〉1903〜63年。沖縄県生まれ。詩人。著書に「思弁の苑」など。
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山之口貘沖縄随筆集
2020/09/30 20:35
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄の那覇出身の詩人・山之口貘が故郷である沖縄について記した詩や文章をまとめたもの。戦前から本土にいて、沖縄の戦争のことは伝え聞いたものや報道でしか知らない筆者が、戦後何十年もたって始めて米軍統治下の沖縄に行くと、戦前の沖縄らしさはなくなっていたという話はとても印象的だった。戦前の那覇は那覇ラシさがあったが、戦後は沖縄各地の人や文化の集合体になったという話も興味深かった。
詩人らしく、琉球各地の方言について、そして戦後、方言で話しかけると、意味は解っているのに、返事は標準語だったなど、言葉についての文章も面白かった。サツマイモの葉っぱをおつゆにしたり、冬瓜や豚、山羊を食べた話など、食べ物の話も多く、面白かった。