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商品説明
少しずつ、少しずつ、誰かがしあわせを運んでくれています。ありがとう以上の感謝でも、まだ捧げたりないくらいのキモチです。そして、そのしあわせは必ず、次のしあわせを運んできてくれる−。写真&言葉集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
吉井 春樹
- 略歴
- 〈吉井春樹〉1977年生まれ。
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紙の本
自分だけのしあわせをみつけよう
2006/05/01 17:23
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あう - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもキレイな本だと思います。タイトルもとても素敵。日常のひとコマを切り取ったような写真に、メッセージ的な言葉が添えられていて、全体的にナチュラル感があります。なんとなく、昔の銀色夏生さんの詩集に似ているなあと感じました。
見開き(2ページ分)で一作品が表現されていて、そのタイトルも「あしぞら。」、「いいこと。」、「さんきゅ。」、「ふぁいと。」などなど、「。」まで入れて全部5文字に統一されていたり、構成の仕方が個性的でとても面白いです。
メッセージは、一見ありきたりの応援歌のようですが、そうではないリアル感があり、読み返せば読み返すほどにその深さを感じさせられます。特に印象に残ったのは「すたーー。」です。心に勇気の花がぱっと咲いたような気持ちになりました。
また、写真の方はメッセージ以上に申し分のないほどに素晴らしくて、何度見返しても飽きません。
しあわせな気持ちにさせてくれる本書は、まるで春風のよう。この本と友達になりましょう。きっと明日は今日よりも笑顔が一つ増えているはずです。
紙の本
力まずに進めそうな後押ししてくれる本に出会えました。
2004/07/31 01:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SAYA - この投稿者のレビュー一覧を見る
等身大の言葉
そして す〜っと心に入ってくる写真。
心が冷えた時に どこでも すぐに開いて
読んでるうちに 暖かさが戻ってくる
不思議な魅力のある本です。
しあわせの連鎖反応 起こりそうな予感…
そんな 期待や ちょっとしたワクワクをもらえる1冊です。
紙の本
持ち歩けるしあわせ
2004/06/19 16:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふくふく堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
しあわせって言葉から受けるイメージは人それぞれだとは思いますが、私のイメージではふわふわと柔らかくて甘い。そんな感じがまんまと形になったような本です。
特別なものではなくごく普通のシチュエーションの中にあるちいさなしあわせ。
だからこそ共感し、読んでいる人にもしあわせを運んでくるのでしょう。
本のサイズも手のひらくらい。
小さいけれども ではなく 小さいからこそ 嬉しいのです。
春の陽だまりをいつでもどこにでも持っていけるのですから。
紙の本
言葉が語りかけてくる
2004/06/11 15:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みほまま - この投稿者のレビュー一覧を見る
思ったよりも小さなその本の中には、まるで自分自身に語りかけるような言葉がたくさん詰まっていた。
吉井春樹さんの言葉ひとつひとつがメッセージとなって、胸の中で優しく広がっていくのを感じる。
美しい写真に添えられた愛情あふれた言葉の数々は、かみしめればかみしめるほど違った味わいになり、タイトルとの絶妙なハーモニーをかもし出す。
誰かを大切に想うその気持ちは、限りなくしあわせな気持ちであり、誰もが持ち合わせている心であり、その暖かさにほっと心癒される。
不思議な事に、「しあわせ」な事を『しあわせ』と言い切れる人は割りと少ない。現状に満足せずにもっともっとと欲望は増え続けていく。
でも、しあわせってそれほど手の届かないものじゃない。
誰もが手を伸ばせば入れられる単純で素直な心の持ち方だと思う。
しあわせな心は、きっと次に新しいしあわせを運んでくる
そう信じたくなる1冊だった。
多くの人が、自分のしあわせをみつけることができますように!
紙の本
大事な人と一緒に読みたい一冊
2004/06/05 13:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松沢直樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に大事なものは空気みたいなもの。いつも側にあるのに、気がつくとありがたみを忘れてしまってることってありますよね。
家族や友人や恋人が与えてくれる時間。毎日快活に過ごせること…etc
この本は、ささやかだけど、かけがえのない大事なものに気付かせてくれる言葉にあふれていると思います。読み進めるたびに、すんなり心に浸みいってくるのは、吉井さんがテクニカルに紡いだ言葉ではなく、心からあふれる心情を表現されておられるからでしょう。一人だけじゃなくて、できれば大事な人と二人で一緒に読みたい本だと思います。
紙の本
私たちの年代が生きていくには。
2004/03/01 03:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:HK - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、励まし言葉の本が嫌いです。
きっと明日は晴れるよ。とか、弱い自分も愛してあげて。なんて言われたら
「青い! 寒い! バカにしやがって!」と反発してしまう性質の人間なのです。
でもどうしたことでしょうか。吉井さんの本は違うのです。
確かにそういうニュアンスの言葉もあるのですが、単に甘いだけじゃない、
救いようのないリアルな言葉が、時々、色濃く心に刺さるのです。
たとえば、62ページなど。
ほんの少しの勇気が あなた達を変える。
と、ここで終わってたら、ほんとにどうしようもなく嫌なのですが、
さあ、いけ。
と、結ばれるのです。
このひとことの力です。見事です。
このひとことが、排他的詩人ではなく、ひとりの人間の「ことば」として
響くのです。
それはきっと、吉井さんが、きちんと他者と関わって生きているからだと
思うのです。
人や物事に対して真摯に向き合うことができる人なのだと。
憶測ですが。
特に、「すくすく。」「たいせつ。」「なたなら。」を読むと、
本当に泣けてきます。
月並みですが、共感できるのです。心底。
もういい加減、90年代的なものの見方を止めませんか。
私たちは、ふりだしに戻ったのです。それをもっと自覚するべきです。
世界平和より、目の前にいる人のしあわせを願いましょう。
政治ニュースに文句言うより、日々のごはんをもっとおいしく、大事に
いただきましょう。
吉井さんの本は、そんなことを気づかせてくれます。
私たちの年代が生きていくには、リアルな言葉が必要なのです。