サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 19件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • 国内送料無料

紙の本

琥珀捕り (海外文学セレクション)

著者 キアラン・カーソン (著),栩木 伸明 (訳)

フェルメール、チューリップ狂、望遠鏡発明、普遍言語、潜水艦開発。偶然の幸運に身を任せる「琥珀捕り」の流儀に倣って詩人が繰り出す逸話たちの饒舌な物語。【「TRC MARC」...

もっと見る

琥珀捕り (海外文学セレクション)

税込 3,520 32pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

フェルメール、チューリップ狂、望遠鏡発明、普遍言語、潜水艦開発。偶然の幸運に身を任せる「琥珀捕り」の流儀に倣って詩人が繰り出す逸話たちの饒舌な物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

キアラン・カーソン

略歴
〈カーソン〉1948年北アイルランド生まれ。詩人・作家。エリック・グレゴリー賞、アイリッシュ・タイムズ文学賞、T.S.エリオット賞等を受賞。著書に「アイルランド音楽への招待」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー19件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (11件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

だまし絵のような世界

2016/05/04 18:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

めくるめくような物語がまるで百科事典のように詰め込まれた、まさに凝縮された琥珀そのもの。
これが小説か、と言われると起承転結のあるものではなく、これほど内容を説明しにくい
物語もありません。

あえて言うならば「琥珀についてのあれこれを語り尽くします」

キーワードが各章AーAntipodes、Bーberenice・・・とアルファベット通りにZまで26章。
父が著者に語った物語もあれば、ギリシャ神話、歴史、宗教、発明とにかく百科事典的蘊蓄満載。
しかし、そこはかとなく漂う諧謔味。
頭固い学者の言う事なんか全然気にしていませんという一種の開き直りすら感じます。

次々と博覧強記の叙述もあれば、冒険王ジャックの怪談話もあれば、オランダ絵画についての
蘊蓄もあり、バラエティに富んだ、トンデモ物語。

次々と繰り出される物語に流されて、急いで読むとすぐに前が何だったか忘れてしまう・・・
しかし、それが著者の狙いなのではないでしょうか。
毎晩、一章ずつ読んでいく、千夜一夜物語。

とにかく物語を語るヨロコビにうちふるえているような、うっとりとした、時にぴりりと
皮肉とユーモアを効かせ、ホラ話もあれば、昔話もある、怪談話、奇譚もある。
「琥珀」をキーワード物語が紡げるんですよねぇ、とでもいわんばかりの
あふれだす言葉。

著者はもと詩人だった、というのがよくわかる言葉の選び方と日本語訳のなめらかさでもって
読者は困惑しつつも、この物語の数々にひきこまれていく。

各章が独立しているかと思えば、最後までよむとしりとりのようにつながっているのがわかると
いうパズルのような物語集。
だまし絵という表現もいいかもしれないです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

書物に翻弄されるのがお好きな向きは是非

2004/08/30 23:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SnakeHole - この投稿者のレビュー一覧を見る

 どう表現したらいいか,底抜け脱線雑談入れ子的ストーリー。その脅威の構造を語り尽くす文章力がないのが悔しいが,つまりは誰かが語る物語の中の登場人物が同じ物語の中の他の登場人物に語って聞かせる物語の中の語り部がまたしても語り出す冒険の最中に出会った老婆に聞かされた物語の中の……という風に物語は次元を変えてゆき,しかもそれらのモチーフは全て,あの琥珀という光の揺らぎを捕らえ太古の樹脂の精妙をあるいは婉曲あるいは直截,つかず離れずに語り続けるのである。
 それらアルファベット順に並べられたエピソードは,雑談の羅列のようでありながら相互に密接に結びつき,またうたかたの夢のように先ほど呼んだ話を忘れさせてしまう。ふと本を置けば今現在の語り部は最初に一人称で登場した作者本人であるのか,はたまた彼の思い出の中の父親か,今現在彼が滞在しているホテルであったオランダ人の紳士だったか,それとも大昔の琥珀捕り……。
 そして全編を読み終えた時の,長い長い夢を見ていたような感覚は,なるほどオビにうたう通り「名著にして名訳」なりと思わせるに十分である。いやもっと言い得て妙なのは訳者解説にある「カモノハシの文学」か。物語に……というより書物に翻弄されるのがお好きな向きは是非読まれたし。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2007/01/29 17:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/08/11 15:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/07/16 22:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/05/20 13:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/08/03 23:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/11 20:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/10/01 05:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/12/19 13:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/03/10 13:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/07/07 19:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/08/02 21:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/12/06 18:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/03/08 11:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。