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古典落語 続 （講談社学術文庫）
著者 興津 要 （編）
冴える話芸、こぼれる笑い「まんじゅうこわい」「妾馬」「酢豆腐」「品川心中」…「濃いお茶が一ぱいこわい」、「酢豆腐はひと口にかぎりやす」――。大衆に支えられ、名人たちによっ...
古典落語 続 （講談社学術文庫）
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商品説明
冴える話芸、こぼれる笑い
「まんじゅうこわい」「妾馬」「酢豆腐」「品川心中」…
「濃いお茶が一ぱいこわい」、「酢豆腐はひと口にかぎりやす」――。大衆に支えられ、名人たちによって磨きぬかれた伝統話芸・古典落語。本書は「まんじゅうこわい」「代脈」「妾馬」「酢豆腐」など、代表的な19編を厳選。明治・大正・昭和の速記本をもとに完全再現し、日本人の笑いの源泉を描き出す。笑いとともにあった庶民の暮らしが、ここに甦る。
「ああこわい、こわい……ああ、唐まんじゅう……こういう高いものは、こわいからまっさきに消えてもらわなくては……中は……わあ、いいあんこだな……こわい、こわい（中略）」と、熊さんはまんじゅうを食べはじめました。（中略）「やい、熊公、てめえがほんとうにこわいのは、いったいなんなんだ？」「えへへ、このへんで、濃いお茶が一ぱいこわい」――（本書「まんじゅうこわい」より）【商品解説】
目次
- まんじゅうこわい
- 酢豆腐
- 代脈
- 船徳
- 大工調べ
- 宮戸川
- 妾馬
- 品川心中
- 富久
- 千両みかん
収録作品一覧
| まんじゅうこわい | ９－１９ | |
|---|---|---|
| 酢豆腐 | ２０－３７ | |
| 代脈 | ３８－５６ |
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代表的で興味深い古典落語を19編が収録されています！とっても楽しめる一冊です！
2020/03/13 10:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、私たち日本人に笑いを提供してくれる伝統話芸とでもいうべき古典落語の中から代表的な19編を厳選して、解説をつけて収録した一冊です。同書には、「まんじゅうこわい」、「妾馬」、「酢豆腐」、「品川心中」などの有名なものが多く、とっても楽しめる書となっています。特に、「まんじゅうこわい」は小学校の国語の教科書にも取り上げられるくらい、現在ではその文学的価値が高まっていますので、小学生や中学生も、少し難しいとｋろおはありますが、楽しんでもらえるものとなっています。ぜひ、我が国の伝統芸能にして、文学的価値も高い、古典落語をこの機会に、ぜひとも楽しんでください。
紙の本
読む落語
2017/12/14 22:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：Ｊ・Ｐ・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「まんじゅうこわい」は名前だけは耳にしたことある有名な落語ですが、そのほかにも笑える話が盛りだくさんです。とくに気に入ったのは「妾馬」、「禁酒番屋」、「金明竹」この三作。バカバカしくて思わず大笑いしてしまいました。
