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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.3
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/352p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-273971-9

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評価内訳

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紙の本

いかさま師のサクセスストーリーでありながら清々しく、当時の経済体系を利用した金儲けにも目が離せない時代小説。

2010/10/21 18:58

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、いかさま師で徒手空拳の爺さん百助が、その知恵と知識を武器に人を騙して大金を得るという、小狡いサクセスストーリーでありながら、読み終えると不思議に清々しい。

 その清々しさの理由はいくつか考えられる。
 物語は、いかにして大金を得るかという、いかさまに焦点が当てられているのだが、『してやられた』と思わせるいかさまと、関西弁を話す百助のユーモラスなキャラクターによって、まず悪の匂いが薄くなる。
 加えて、テンポよく進む物語と、いかさまの仕掛けが最後まで分からない展開が、読者を百助のいかさまに引きつける。
 トドメに百助の意外な人情が、読者の胸を打つ。
 これらによって読者は、胡散臭い主人公でも清々しく感じ、続きを読んでみたいと思わせられるのである。

 なんだか読者も騙されるみたいだが、百助の子分となったものの、下働きばかりで詳しい内容を教えてもらえない辰次の視点で物語が進むのだから、どうしようもない。

 二人の出会いは、日雇いの普請場だった。腹痛に苦しむ百助を介抱した鳶人足の辰次は、そのお礼にと百助にいかさま博奕を持ちかけられる。
 話にのった辰次は、事前の打ち合わせと違うシナリオに一度は騙されてしまうが、親切のお礼にと五十八両もの大金を手にした。
 そこで、百助のいかさまの腕を目の当たりにした辰次は、何も鳶人足で下働きをすることはないと百助の子分になるが、下働きは相変わらず。細かいことは教えてもらえずふて腐れる辰次だったが、百助には大勝負の構想があった。
 かくして百助と辰次に、三人の浪人者を加え、江戸、大坂、長崎を舞台に、いかさま大儲けの旅が始まる。

 本書は、いかさまだけでなく、当時の経済体系を利用した金儲けにも目が離せない。
 当時の通貨体系(金貨、銀貨、銭貨の三種類)を為替相場のように利用した『第六章:初めての恋』、米の先物取引である帳合米取引で大儲けを目論む『第八章:福の神』など、緻密に描かれた大儲けの仕組みは、現代の経済活動にもつながる当時の経済を楽しんで学ぶことができる。
 佐藤雅美氏の著書には、これらの経済体系だけでなく、司法、警察制度、風俗なども緻密に描かれたものが多く、それでいて堅苦しくない魅力的な作品が多い。
 義理と人情、剣客時代小説とは一線を画す、新しい時代小説を読みたい方にはおすすめの作者だろう。


 ところで作中に、百助の仲間で浪人の門脇が『自分自身を木下藤吉郎を天下人へ押し立てた蜂須賀小六、百助を木下藤吉郎のように感じている』と語る場面が何度かあるが、これを読んで、作者の著書「樓岸夢一定(ろうのきしゆめいちじょう)―蜂須賀小六」を思い出した。

 この作品は、信長の草履取りだった木下藤吉郎を天下人にまで押し立て、友情とまっすぐに生きた蜂須賀小六の爽やかなサクセスストーリーである反面、秀吉の暴走による哀しい結末を描いていた。
 そのあとがきに「とにかく書きおえていまは清々しい気分なのだが、こんなこともはじめての経験である」と書いている。それほど、蜂須賀小六に思い入れのある作者が「百助嘘八百物語」で門脇を小六、百助を藤吉郎に重ね合わせたのは、いかさまで金儲けする者たちの世界に、駆け出しの頃の藤吉郎と小六のまっすぐで清々しい人間関係を描きたかったからではないだろうか。

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2017/11/08 08:49

投稿元:ブクログ

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