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紙の本
続きを期待してしまう後日談
2004/04/13 10:23
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投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
終了からしばらく経っていたので、内容をすぐ思い出せるか心配していたのだが、冒頭の人物紹介を読んだだけで大体のことは思い出せた。それだけ本編の内容が濃かったということだろう。
本書の舞台は、ライが全銀河を統一した数年後。心を許しあった親友であり、尊敬する師であり、憧れの女性であり、そして最強のライバルだった独眼竜正宗の嫡男が、海賊達と共に帝国に対し蜂起する。平穏な世を望みつつも、どこか満足しきれないライは、自らその少年を確かめに出陣する。
乱世の英雄というものは、平和な世では役に立たないといわれる。ライもまた然り。自らの世継ぎ問題などに頭を抱えているより、闘いに身を投じていた方が性に合っているのだろう。
書名は“異聞”となっているが、後日談といった方が正確かも。現時点(2004年4月)では正式に第二部がスタートすることはないのだろうが、エンディングを見ると、そのための序章のようにも思える。仮にスタートしたら、私はまた夢中になるだろう。