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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2004.3
- 出版社: オーム社
- サイズ:24cm/278p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-274-06560-X
- 国内送料無料
紙の本
スティーリング・ザ・ネットワーク いかにしてネットワークは侵入されるか
著者 Ryan Russell (ほか共著),増田 智一 (監訳)
現実のテクノロジーに基づいたネットワーク不正侵入のシナリオを、実在のハッカーが10本のストーリーにまとめたフィクション。セキュリティ対策のハウツー本だけではわからない、侵...
スティーリング・ザ・ネットワーク いかにしてネットワークは侵入されるか
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商品説明
現実のテクノロジーに基づいたネットワーク不正侵入のシナリオを、実在のハッカーが10本のストーリーにまとめたフィクション。セキュリティ対策のハウツー本だけではわからない、侵入のシナリオという側面に焦点を当てる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
Ryan Russell
- 略歴
- 〈Russell〉IT分野で13年以上働いた経験を持つ。現在、AnchorIS.Comのソフトウェアエンジニアリングディレクターとしてアンチワーム製品を開発中。
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紙の本
日経コンピュータ書評
2004/05/26 11:32
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投稿者:日経コンピュータ - この投稿者のレビュー一覧を見る
10人の“架空”のハッカーの言葉を借りて、ネットワークへの不正侵入やデータ盗聴の手口を小説風にまとめた本。著者は“実在”のハッカーやセキュリティ専門家ら8人。
本書では、犯行の手口が微に入り細をうがって描かれる。パケット解析ツールを使う、ルーターOSのバグを突く、ごみ箱を漁るといったオーソドックスな手口だけではない。著者たちは、PDA(携帯情報端末)から暗号化されたデータを盗み出す、指紋センサーをゼラチン製の偽造指で欺く、監視カメラから漏れる電波をハンディ無線機で受信する、といった高等テクニックを惜しげもなく披露する。
しかし一番の魅力は、リアルな心理描写。主人公のハッカーはある企業のネットワーク管理者を名乗り、無実の企業をウィルスの発信元に仕立て、電話に出た相手を恐ろしげな法律用語で脅す。次に相手を同情的な言葉で安心させ、システム構成を聞き出す。彼らの屈折した達成感や競争心は、著者たちの実体験抜きには描けない。