紙の本
純粋に面白い
2021/02/01 19:19
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投稿者:うささび - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段ヒューマン系やハードボイルド系は読まないのですが、これは凄く面白くてハマった。シリーズ一作目なので、今後たくさんのキャラクターたちが交錯していきます。巻によって主人公が違うので、亮二が好きな私としてはなかなか出てこないなーと、悶々としながら読みました。
アングラな世界の話なので、ちょっと過激な表現もありますが女性にもおすすめな作品です。
紙の本
蛇使いの女
2006/02/12 23:33
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投稿者:ありさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
R/EVOLUTION(革命小説)シリーズ第一作。
著者のデビュー作「プラチナ・ビーズ」「スリー・アゲーツ」の鉱物シリーズと繋がりがあるようにも思えますが、別シリーズとしてこの作品から出発しています。鉱物シリーズで出てきた登場人物も、少し出てきます。
まだシリーズの序章ですが、一冊の本として読めるようになっていると思います。
主人公亮司が、事件に巻き込まれながら精神的に成長していく話ですが、変化については先が読めますし、淡々とした文章なので、前半が少し飽きるように感じる人もいるかもしれません。
でも後半、話が流れはじめる辺りからは、ここまで読んできてよかった!と思いました。展開とラストの鮮やかさに興奮しました。蛇使いの女のインパクトがすごいです。
そしてなにより、「革命を起こさないか、この国に」そう甘く誘い、薔薇の香りをまきちらしていく謎のあの方が!(笑)
ハードボイルドですが、女性にも男性にもおすすめのエンターテイメント作品です。
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五條ファンならぜひ!
プラチナ・ビーズに初めて登場したサーシャが何をしようとしているのか・・・彼と関わった人間がどう変わっていくのか、見届けるための最初の1冊です。
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両親への反発からぐれていた不良青年(だけど甘ちゃん)リョウジが「この国に革命を起こさないか?」と大量の薔薇の花束とともにサーシャにナンパされるお話(違)。敵と味方、信頼と裏切りが交差する人間関係の描写が秀逸。
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革命シリーズはやっぱり一巻が一番好きです。
貴重なハードカバーは何度も読むと傷んじゃうなぁと思って文庫も買いました☆
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革命シリーズ1冊目の文庫版。作者のファンになったときには既にハードカバーの
方は絶版になっており、再販されるのをどんなに待ってたことか…。でも未だに、古本屋へ行くとハードカバーを探してしまう(笑)(Y)
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サーシャを核とする革命シリーズの第1弾。
「サーシャは李歐(高村薫/講談社)に似てる」
との友人一言でなかなか読むことのできなかった本。
「サーシャはまんべんなくタラシだけど李歐は一人にだけ」
との別の一言でやっと読むことができた。
おもしろい。
血を流さない、新たな革命の行く末が気になる。
大きな流れに対しては、確かに無力なのかもしれない。
それでも、抗わなければならないのだと思う。
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紫嵐以降はハードで持っているんで、本当は断鎖もハードでほしいんですが、いかんせんどこにも売ってない!!
心洞が出た頃からはまっていたので、買ったのも比較的早かったんだけどなぁ……
ただいま五條瑛さんブームが来ておりまして、鉱物シリーズを読み切ったので次に手を出したのがこの革命シリーズ。
「プラチナ・ビーズ」の黒幕(?)サーシャが起こす、革命の物語の一作目。
亮司くんがつっぱってますねぇ。でもそれがかわいい(笑
もしかして、現段階で不幸にならなかった主人公って、亮司くんだけ……?
革命シリーズの中で、一番平和?な物語かもしれない……
以下は私の推測です。
まさか、最後の10巻まで亮司くんの話が続いてて、10巻で亮司くんが死ぬ……とかないですよね?
もしかしたら10巻はサーシャの物語だったりするのかしら。
あと、多分革命シリーズ読者さまはみんな思ってると思うんだけど、
10作目は“R”に戻って「革命 Revolution」ていうタイトルだと思う!!
でもそのへんも五條さんが心得てて全然違うのひっぱってきそうだな……
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ファンの多い作品です。『プラチナ・ビーズ』のサーシャが颯爽と登場します。
亮司とサーシャの絡みが最高にイイ!!
ワルになりきれてない亮司の中途半端さ加減に萌えっ!です。
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1年1冊刊行予定 革命シリーズ1冊目
1冊1冊主人公が異なるのですが、最初の主人公はリョウジ
教育者の両親が嫌で逃げ出し危ない仕事ばかりをしているリョウジ
そこへもっと大きなことをしてみないかと誘うサーシャ
選択権はお前にある、とサーシャはいいながらリョウジを落としにかかる
そしてその見返りを求めるリョウジ
サーシャの圧倒的な存在感にリョウジが抵抗しながらも落ちてゆくという
その流れがとてもドラマティック!!
ハードカバーを揃えてゆくと背表紙が1枚の絵になるのですが
文庫版は書下ろしが入っております
その書き下ろしはサーシャとリョウジの話がまた素敵なのです
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革命シリーズはどんどん話が深く大きくなってゆく世界観に引き込まれる。
と同時に、あまりのリアリティに背筋が寒くなります。
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「革命シリーズ」第1巻。
親の過干渉から逃げ出し、密航の手引きを生業とする亮司はある日、中国人の男を一人渡米させる依頼を受ける。
両親の抹殺を見返りに仕事を引き受けた亮司は、次第に大きな事件に巻き込まれていく。
事件を通し騙し騙される中で、亮司は徐々に他人からの愛情の有難さを痛感していく。そして人の多面性や、理性の脆さを。
親の死を願い、独りで自由に生きることを切望した亮司が、自分を縛る鎖が切れたことを知るラストが良かった。
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噂の革命シリーズ第1弾。
これ1年に1作で10作完結予定だとか?!
今更手を出しました。
ざっくり言うと、亮司という甘々のぼくちゃんなチンピラが人生斜に構えて生きていたんだけれど、ある日サーシャというフェロモン垂れ流しの謎の男に「革命を起こさないか」と誘われて大きな事件に巻き込まれていく話。
この事件を通して亮司が大人に成長していくさまは面白いんだけれど、やっぱりサーシャの正体が気になる!
ラストの亮司と両親とのシーンはいいね。
こういうのを本当の成長というんだろうね。
第2弾も読み進めていきたい。
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革命シリーズ第一弾。
とても大きな物語の始まりの一冊です。
サーシャの魅力にがつりとやられてしまいます。
この国がどう壊れ、変わり、サーシャが何を成そうとしているのか。引き込まれずにいられない力があると思います。
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革命シリーズ1作目。
五條作品自体、初読み。サーシャという名の人物だったり、「革命」というキーワードだったり、結構現実離れしたストーリーなのかと思いきや、意外にリアリティのあるものになっていることにまず驚き。皆、腹に一物ある者ばかりで、どこまでが真実で、どこまでが嘘なのか、最後まで振り回されっぱなしで少々読むのに疲れてしまったけれど、面白く読めた。
シリーズモノなので、続きを読むのが楽しみデス。