サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 105件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2004/04/15
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/475p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-273996-8

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

文庫

紙の本

虚無への供物 新装版 下 (講談社文庫)

著者 中井 英夫 (著)

アパートの一室での毒殺、黄色の部屋の密室トリック――素人探偵・奈々村久生(ななむらひさお)と婚約者・牟礼田俊夫(むれたとしお)らが推理を重ねる。誕生石の色、五色の不動尊、...

もっと見る

虚無への供物 新装版 下 (講談社文庫)

税込 924 8pt
49%OFF

新装版 虚無への供物(下)

05/02まで通常825

税込 413 3pt

新装版 虚無への供物(下)

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

このシリーズの最新巻を自動購入できます

続刊予約とは

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • ①お気に入りのシリーズは買い忘れしたくない
  • ②不定期の発売情報を得るのが面倒だ
  • シリーズ購読一覧から、いつでも簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 27.7MB
Android EPUB 27.7MB
Win EPUB 27.7MB
Mac EPUB 27.7MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

紙の本
セット商品

虚無への供物 新装版(講談社文庫)セット

  • 税込価格:1,80416pt
  • 発送可能日:購入できません

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

アパートの一室での毒殺、黄色の部屋の密室トリック――素人探偵・奈々村久生(ななむらひさお)と婚約者・牟礼田俊夫(むれたとしお)らが推理を重ねる。誕生石の色、五色の不動尊、薔薇、内外の探偵小説など、蘊蓄(うんちく)も披露、巧みに仕掛けたワナと見事に構成された「ワンダランド」に、中井英夫の「反推理小説」の真髄を見る究極のミステリー! (講談社文庫)


「アンチ・ミステリー」な推理小説の金字塔 氷沼家の周辺で次々と起こる謎の事件、くり返される密室殺人、謎解きのためのキーワードの数々、多彩な仕掛け――最後に明かされる犯人の意外な真実とその重み。【商品解説】

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー105件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

架空の“光る薔薇”の、おそらくは決して咲くことがない花の姿を思い浮かべるように、ふっと遠い眼づかい(本文389Pより)——それは、おそらく中井英夫のまなざし

2004/07/06 17:23

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 中井英夫という作家が小説につけるタイトルは、『人外境通信』『悪夢の骨牌』『真珠母の匣』『名なしの森』という具合に、どれもその幻想世界を彷彿させる誘惑に満ちた妖しげな光を放っている。なかでも『虚無への供物』は、また何とスタイリッシュな題名ではないか。
 かれこれ20年の昔から「かっこいい」と思いつづけているが、この言葉はポール・ヴァレリーの詩篇「『虚無』へ捧ぐる供物にと 美酒すこし 海に流しぬ いとすこしを」からきており、中扉のタイトル下に添えられている。1950年代は欧州を虚無が覆い、実存主義の虚無との闘いが展開されている。フランス文学に親しんだ作家には当然その辺も射程に入っており、50年代の日本の閉塞感が重ねられていたことだろう。
 しかし、この題は決して社会的な音としては響かない。ただひたすらに、哀感に満ちたものに対峙する孤独な人間の営みの残響だけが伝わってくる。
 中扉をめくると献辞もある——「その人々に」と。洞爺丸転覆事故のような人為的災害の犠牲者たちに捧げられたのか。虚無の時代をともに生きた人びとに捧げられたのか。あるいは、孤独な人間の営みの残響を感じ取れる人へ向けられた言葉なのかもしれないとも思う。

 部屋の住人の名前に合わせてインテリアの色がコーディネートされている。部屋から部屋、色の符丁を伴いながら殺人事件が起きていくのだが、そこには目黒や目白といった五色不動、薔薇の花などの色彩がにじまされる。色に集中して読み進めると不思議な位相が浮かび上がってくるかもしれない。
 色のほかにも探偵小説やらシャンソン、東京の地誌に植物の系統分類、呪術に力学の平衡式などの多彩な要素が、どこかお茶目な登場人物たちの、都会的なポンポンポンとした調子の会話を滑らかに進めていく。

 色の符丁ということにも少し絡むが、今回再読してみて私が気に留めたのは、探偵気取りでザ・ヒヌマ・マーダーに首を突っ込んでいる奈々村久生というチャーミングな女性の造型である。それを性格や仕草、行動で描いていくに当たり、まず着ている物から彼女のあでやかさ、存在感を演出してしまうのが素敵だ。
 男性読者の多くはヒロインを前にして「どんな体をしてるんだ?」と考えるであろうから、たぶんこのような読みは女性読者の楽しみだろうと思うのだが、性的な場面なくしてそういうところでの描写で読ませてしまうのは、やはり作家の性的興味の問題であったのだろうか。
「ざっくりした黒白の七分コートに、緑の革手袋を脱いだところで、白い手と、化粧のない顔とが薄明りに浮いている(上巻13P)」「きょうは、正月以来、久しぶりの和服で、光琳風の飛び模様を染めつけた上代に、違い菱を織り出した銹朱に金の糸錦の帯、綸子の長襦袢が袖口からほどよくこぼれようというあしらいなので、せいぜいつつましい顔で控えていたが、(下巻253-254P)」「ダーク・ローズのお召に、金と黒のフランスレースを思わせるような豪奢な縫取りを見せた訪問着の久生も、優しい微笑を忘れず、(下巻324P)」——外衣から、場面ごとに応じて変わる彼女の内面の状況をさらりうかがわせることに成功している。

 読み終えた読者にまたの再読を誘惑するこの小説の魅力は、司法では裁き切れない犯罪の実相とともに、論評では語り尽くせない幻惑性をふんだんに盛り込んだことなのだろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

「殺人淫楽」という言葉が出てきますが、それがなかなかふさわしい怪異な物語です

2005/11/21 22:44

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

1954年、洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司・紅司とその従弟の藍司。悲しみにくれる間もなく、さらに紅司が入浴中に死体となって発見される。浴室は完全な密室で誰かが侵入した形跡はないが、果たして彼の死は本当に自然死なのか。蒼司の友人である俊夫、その許婚の久生、そして友人亜利夫ら素人探偵は、この密室事件を殺人と断定して真相を推理していく。しかし真相にたどり着く前に第二、第三の事件が発生していく…。

 上下巻で800頁超もある大作ですが、文章は平易でぐいぐいと引っ張られるように読んでしまいました。1964年に書かれたこの作品は、最近の社会派推理小説のような骨太な正統派ミステリーというよりも、一時代前の乱歩や正史といった作家が築きあげた妖美な怪異譚という趣の物語です。下巻399頁にヘッセの「デーミアン」の名が引かれていますが、まさにあの小説のように、「あやかし」と形容するが相応しいほど浮世離れした淫靡な美しさを見ます。

 私はさほどミステリーには詳しくありませんが、こうした懐かしき時代に属する探偵推理物語は必ずしも多くの読者を現代に獲得することができないのではないでしょうか。熱烈なるファンを得たカルト的要素を含む小説であると同時に、最近のミステリーファンを寄せつけないところが多分にあります。

 ですから「推理小説史上の大傑作」という謳い文句は誤解を与えると思います。むしろ怪奇趣味に溢れた、奇妙な浮遊感をずっと味わいながら読む作品といったほうがふさわしいのではないでしょうか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

奇書ではない

2024/02/21 16:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栄本勇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

(ややネタバレ)犯人がいることが分かってしまうが、特殊な動機は納得のいくものであった。読み終わると全体の筋の美しさに関心するが、やや冗長に感じる。簡潔にしてしまうとこの作品である必要はなくなってしまうのだろうが…。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/09/28 23:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/02/20 19:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/08 03:27

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/07 00:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/06/11 22:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/06/24 16:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/10/03 15:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/01/13 22:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/06/05 23:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/07/28 10:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/09/11 13:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/12/31 21:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。