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紙の本
藤沢周平氏による天保期荘内を震撼させた義民一揆の始終がわかる一冊です!
2020/12/04 10:07
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『暗殺の年輪』、『たそがれ清兵衛』、『海鳴り』、『白き瓶』、『蝉しぐれ』などの代表作で知られる藤沢周平氏の作品です。 同氏は、江戸時代を舞台にした庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説作品を多く書かれた方で、特に架空の藩「海坂藩(うなさかはん)」を舞台にした作品群が有名です。同書は、時の老中水野忠邦の指嗾による三方国替えを中心に描かれた内容で、越後長岡転封の幕命に抗し、羽州荘内領民は「百姓たりといえども二君に仕えず」の幟を掲げて大挙して江戸にのぼり幕閣に強訴、ついに将軍裁可を覆し、善政藩主を守り抜くという事件が生き生きと描かれています。天保期荘内を震撼させた義民一揆の始終がわかる一冊です!