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紙の本
Free culture いかに巨大メディアが法をつかって創造性や文化をコントロールするか
著者 ローレンス・レッシグ (著),山形 浩生 (訳),守岡 桜 (訳)
いま法によって本当に守られるべきものは何か? インターネットを越えて創られる文化について特に著作権に話を絞り、無節操な強化とそれによる明白な害、それに対する具体的な反対運...
Free culture いかに巨大メディアが法をつかって創造性や文化をコントロールするか
FREE CULTURE
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商品説明
いま法によって本当に守られるべきものは何か? インターネットを越えて創られる文化について特に著作権に話を絞り、無節操な強化とそれによる明白な害、それに対する具体的な反対運動について述べる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ローレンス・レッシグ
- 略歴
- 〈レッシグ〉イェール大学のロースクール卒業。現在、スタンフォード大学の憲法学教授およびサイバー法センターの教授。クリエイティブ・コモンズの主導者。
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日経コンピュータ書評
2004/09/02 13:29
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投稿者:日経コンピュータ - この投稿者のレビュー一覧を見る
知的財産権をめぐる刺激的な評論。米スタンフォード大学教授の著者は、際限なく続くメディア企業の権利拡大が、多くの作品の死蔵につながっていると指摘。この文化的な損失が生まれる原因を、米国の政治メカニズムに求める。
作品の誕生から著作権切れまでの期間を75年間から95年間に延長した米国の法律、いわゆる「ミッキーマウス保護法」。同法の違憲性を問う裁判にかかわった経験を持つ著者は、米ウォルト・ディズニーなどのメディア企業が、巨額の政治献金とロビー活動で権利保護を図る「永久運動機関」が米国議会内に存在すると主張する。
豊富な判例が本書の主張に説得力を与えている。1945年、ある農民が土地の所有権を根拠に、飛行機の上空通過差し止めを求めた裁判で、米連邦裁判所は原告の主張を「常識的におかしい」との簡潔な言葉で退けた。著者はこうした例になぞらえて、所与のものと考えられがちな知的財産権の限界を明らかにし、裁判を通じて公共の利益とのバランス確保を模索する。