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前作でつまらん的発言をしておきながら、シリーズ2作目を読みはじめる(笑)
キャラモノってだから怖いやね。
館モノの次が孤島モノというのは、ちょっと狙いすぎかとも思うけれど王道へと挑戦するのは自信の現われなんだろうか?
前作でキャラと文章の雰囲気を大体つかめたので、読書感は良くなった。
折角の大量殺人だというのに、なんだかラストが淡々とし過ぎているのは気になった。
「犯罪」について糾弾するシーンはあるのだけれど、ちょっと感じるものが少ない文章だった。だからといって、人情系2時間推理モノドラマのようなものはいらないのだが、中途半端な雰囲気が出ていたね。
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いいんじゃないですか!!おもしろいですよ〜鳴海さんのピンチなんてあるわけないんです。蜂須賀小六の字ですね。殺人はいけません。伝統続く孤島もの。ただ、分厚い。
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開かずの扉研究会シリーズ
ユイの友人の招きで月島を訪れた開かずの扉研究会。そこで逮捕されるカケル。月島幻斎襲名の儀式と候補者たち、島に侵入した女性たちの連続殺人事件。「犯人はドラえもん」の謎。
2009年10月18日再読
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【図書館】
『ドッペルゲンガー〜』に続く第2作目。
孤島。連続殺人。シリーズキャラの推理。以上。
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うざい。
ただでさえ入り組んでいる事件なのに、主人公が自分で「〜が〜したのかもしれない…いや、それはない、なぜなら…」て言う感じの必要ない考え事が多すぎて読む気がうせる。
っていうか、事件を解くために必要な条件に、名探偵の思考を読む、が入ってちゃいけない気がする。
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メンバーの友人に誘われて、竹取島にやってきた開かずの扉研一行。ところが、彼らを待っていたのは月島に伝わる奇妙な秘宝の鍵と、島の長候補達を次々と襲う連続殺人だった。
開かずの扉研究会シリーズ第二作。一作目の次に三四作目を読んでしまったせいか、物足りない印象です。同シリーズの中にあっては地味な作風だし、事件の謎解きを楽しむというよりはメインキャラの予言(?)の符号を楽しみました
やっぱり霧舎作品は、個々は輪郭がハッキリした事件なのに全体の曖昧な雰囲気は拭えないなあ。これが作品の魅力というか味なのかも
完成度はそう高くありませんが、「次作も手元に持っておきたい!」と期待させる満足感を味わえます
館モノ→孤島モノと来たのはスゴい^^
今回の犯人の殺人動機は、ちょっと前例を思い出せないような新しさでした
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シリーズ第二弾。
今度は東京南洋に浮かぶ島でのお話。
前作はデビュー作だけあって「荒削り感」がハンパなかったですが、今作はそのあたり大分洗練されてきた印象。
登場人物のキャラが立ってるのはいいけど、みんながみんなそんなんだと話が濃ゆすぎて胃がもたれてくるというかw
今回は「出てくるときはでてきて、あとはひっこんでる」という感じでごちゃごちゃしてこない。文章的にもそんな感じで作者的にも書いていて混乱があんまりないのでしょうか。変な言い方ですがw
これは次回作はもっと期待していいってことか・・・?といらんハードルをあげてみるww
内容としては「キャラメイン」みたいなラノベっぽい雰囲気に・・・陥らないところが「新本格」として意地を見せているような。最近ホントにジャンル的に廃れてるからなあ・・・がんばれ~~!!!w
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開かずの扉研究会シリーズ2作目。
全作がストレートなタイトルでしたが、こちらはそんなこともなく。
どうしても登場人物たちが鼻についてしまい、ミステリ以前に…というのが毎回残念です。
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キャラが好きだからこそ読み続けていける。
そんな「あかずの扉」シリーズ。
二転三転と推理が変わっていく。
今回、鳴海さんの登場シーンが凄くカッコ良かった!
派手な服装の金本鈴さんの本当の姿が関係してくるんだろうなって思ってたら、最後の最後にほんの少しだけ話に入ってきただけだった。
犯人はドラえもん。
そんな推理小説が本当にあっても良いと思うんだけどね。
著作権、大丈夫なのかな?
今回の犯人は、同情の余地がないくらいクズだった。
動機もなんだかなぁって感じでした。
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《あかずの扉》研究会シリーズ・第2弾。キャラも掴めてきて、テンポも良かったし、楽しめた。語り役がへなちょこってのが、ちょっとアリキタリな感じだけど、まぁ、次作も楽しみです。
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シリーズ第2弾。
獄門島を彷彿させる舞台設定。
島外の人間が多く、事件の焦点があっちに行ったりこっちに行ったり、と不思議に思わせるピントが定まらないのが本作。
タイトルの通りカレイドスコープの展開と言えば、その通りだか、もう少し上手いストーリー展開があっても良いのではと思った。
でも、コロコロ変わる展開が飽きを来させない演出という見方もできるように思う。
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恐るべし霧舎巧!
さすが島田荘司が絶賛してデビューしただけあるわ! って本書を読んで思いましたよん。
本の厚さなんて全然気にならずに読めますから。
本書は孤島モノです。
2つの島があり、1つには3世帯しか住んでいなく、もう1つの島を統括しているんです。
そういう設定とか登場人物のネーミングとか、やってくれるんですよ!
≪あかずの扉≫研究会シリーズの第二弾です。
第一弾の「ドッペルゲンガー宮」で度肝をぬかれましたが、本書の方がもっときちんとまとまっていて面白いと思います。
それに途中途中にユーモアも織り込まれていて笑えるし。
≪あかずの扉≫研究会のメンバーのキャラクター設定もこれまたいいんです。
一人が欠けたら面白くなくなっちゃうと思うくらいです。
やっぱりこのシリーズも読み進めていかなきゃいかん!と思いました。
ドンデン返しの上のドンデン返し。どひゃ~ってなりますよ、ホント。
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あかずの扉研究会シリーズにどはまりした。トリックは相変わらず飛び抜けているが、辻褄はあっているし、キャラクターがたっている。書評を書いている漫画家さんのいうとおり、漫画のように読みやすい。後動さんやユイの過去も思わせ振りに出てくるが、今後明らかになるのだろうか。
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面白い!!なんでこの本がこんなに評価低いのかが全く分からない。
前作でも感じたが、あの新聞、ドラえもん、はちすか、ピーポくんのハサミ、「六人で来て」、そしてタンバリンなどの伏線が本当に見事。
そして前作では冗長かつ分かりにくく感じた解決編も、今作では一つずつ論理を組み立てていき、丁寧に一つずつ謎を解いており、とても好印象。
駐在が剣次郎を殺した動機であったり、幻斎が望遠鏡を海に捨てた理由、真珠子がサラシを巻き、面をつけて島に来た理由などや、そしてその他朝日奈や金本などの個人の思惑が絡み合ったり。
犯人に偽殺害現場を作らせるための脅迫状、"アリバイ作りのために殺す"、などの驚愕の真相であったり。
大胆なトリックはないが、一つ一つのロジカルな推理、幾重にも重なる思惑、伏線回収、どれもとても良かった。
そして好みは分かれるだろうが、やはりキャラクターも良い。これもこのシリーズの魅力の一つ。
非常に読み応えのある本格ミステリーだった。