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著者 ティム・マッキャンリーズ (脚本),酒井 紀子 (ノベライズ編訳)
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みんなの評価4.6
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評価内訳
2005/12/14 17:25
投稿元:
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大好きな本のひとつ。映画が見れなかったので本を読んだ。 おじいちゃんやウォルター、お母さんもみんないとしいと思える。
2006/02/07 17:47
おじさんの武勇伝や、日々成長していくウォルターがとても頼もしい!!優しく、どこか懐かしく感じる作品です。
2007/04/23 10:09
お爺さんなのにカッコイイ二人が出てきます。英語のタイトルと日本語のタイトルの差にビックリ。最後は心が暖かくなります。映画で見てみたかった。
2010/02/11 13:50
映画を観てから読む。 映画では省かれた部分が楽しい。一応、映像特典で観て知ってはいたけれども、小説で読むとまたなんか、こう、「ああ~」っていう感じになる。
2010/07/31 22:02
お、面白かった… 面白かったー! 油断してた! まさか三冊100円の大安売りでたまたま手に取った本だからって… 久々に映画のノベライズを読んだわけですが、やっぱりこのスピード感やめられない。想像できないってことがないんだ、無理がない感じで。何もかもが鮮やかに目の前で動き出す。もちろん映画の写真が助けになってるってのはあるけどさ。 タイトルに「夏」とあるから、たまたま熱帯夜に手に取ったわけだけど、これが大正解。 夏に汗で肌をカピカピにさせながら読むにふさわしい物語だと思った(笑) トウモロコシ畑でくつろぐジャスミンの微笑みが頭から離れない。 「―三十年後―」にやられた…14歳のウォルターでいてほしいと本を閉じずに本当よかった…あぁぁウォルト! あらすじを簡単に書きましょう。 14歳のウォルター少年は、母親に連れられて大伯父だという二人の老兄弟、ハブとガースの家を訪れる。 どうやら二人は大金を持っているらしく、母は彼を置いていく際、その財産を手に入れるために伯父たちに気に入られるようにと言うのだ。 大伯父たちの遺産を狙うのは母だけでなく、喧しい親戚たちや様々なセールスマン…しかしハブとガースは彼らをボロボロの家のポーチで待ち構え、時には銃をぶっ放したりして田舎生活を謳歌していた。 そんな変わり者で偏屈な老兄弟のもとに置き去りにされ、母親の迎えを待つウォルター。 ある日我慢できなくなり、母親のもとに連絡をするが、告げられていた場所に母の姿はなく…。 うまく説明できん。違うんだ、もっともりだくさんなんだ。 乾いた空気、月夜の沼、老ライオンのジャスミンのにおいや、三人が食べた肉と山盛りのトウモロコシのにおい。 いろんなにおいがしたんだ。ウォルターが感じて成長していくものすべて、生き生きと伝わってきた。 とくに、文として表されてはいないんだけど、ハブとガースが座るポーチの軋む音が聞こえてきて。乾いてボロボロの家はきっと扉もギコギコ音がして、ウォルターが歩くたびにトンットンッて軽い音がするんだろうなって。 こういうの好きだなぁ、私。ひとときの夏休みを過ごした気分です。 バカな説明ではありましたが、興味がありましたら、皆さんもぜひ。 もちろん肌がカピカピになりそうな夏に、喉をコーラで潤しながら。
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