「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
いったい誰が、本書を必要とするのだろう。
2008/08/11 00:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リーマン・シスターズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「これまで自分が、じたばたしていると感じていた方は、目からウロコが落ちまくるかもしれません」と著者が、たかだかに宣言しているのは頼もしい。
はたして”じたばたしている人”が本書を手に取るだろうか。
たしかに本書は「マトはずれな努力を一生懸命している人」にとっては、有益なヒントがいっぱいつまっている。
しかし「努力の方向が違う人」は苦労はしているが、そもそも、方向が違うことに気づいていない。
したがって、本書の有効性に気づかないのではないだろうか。
例えば文中にある「平均点を上げようとするから、合格点を下回ってしまうのだ」という文字が目に入っても、ピンとこなければ、読み流してしまうだろう。
著者に「夜に考え込むと、答えはノーになりやすい」と諭されても、何も気づかないだろう。
「水を飲みたくない馬には、水を飲ませる努力はしない」と厳しい基本方針を著者は持っているそうだ。
とすると、本書は、「水を飲みたいが、飲み方がわからない人」に向けて情報を発信していることになる。
はたして、そんな人がいるのだろうか・・・・・私を除いて。