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青い宇宙の冒険 (青い鳥文庫fシリーズ)
夜の11時になるとまもるの家の下から聞こえてくる怪しい震動音。古文書から、この不思議な現象が何百年も前から60年ごとに起きていたことを知ったまもるたちは…。壮大なスケール...
青い宇宙の冒険 (青い鳥文庫fシリーズ)
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商品説明
夜の11時になるとまもるの家の下から聞こえてくる怪しい震動音。古文書から、この不思議な現象が何百年も前から60年ごとに起きていたことを知ったまもるたちは…。壮大なスケールのSF冒険物語。筑摩書房72年刊の再刊。【「TRC MARC」の商品解説】
想像力の限界を超えた大冒険!
松原秀行さん大絶賛!「ともかく一気に読み終えたぼくは、『おもしろかった!すごかった!感動した!』と、大大興奮のうちに本を閉じました。そして。それで終わりではなかったのです。」――<解説より>
夜の11時になると、まもるの家の下から聞こえてくる怪しい震動音!古文書などから、こうじが丘では、この不思議な現象が何百年も前から60年ごとにおきていたことを知ったまもるたちは、その怪現象の中心地に調査にむかう。古い子守歌どおりのねじれた松葉、強い磁性をおびたくぎ……謎はますます深まっていく。壮大なスケールのSF冒険物語!【商品解説】
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紙の本
子供向けにはもったいない気がします
2004/10/13 18:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る
小松氏の数少ないジュブナイル作品です。
原題は「青い世界の冒険」となっていて
初出は1970年の「中1の計画学習」らしいんですが、
あまり明確でないようですね。
K市の新興住宅地・こうじが丘にあるまもるの家では、
この三晩、獣がうなるような怪音が地底から響いてきた。
学校図書室の古文書にも——四百年以上も前から正確に
六十年間隔でこの怪現象が起きている——と記録されていた。
そういえば、この丘では松葉がねじれ曲がっていたり、
蟻やこおろぎが無数に死んでいる。
しかも付近で見つけた折れ釘や針金が磁気を帯びていた。
妙だ、天変地異の前ぶれだろうか?
“怪音”に吸い寄せられたかのように、
こうじが丘の地中深く引きずりこまれ、
謎と危険に満ちた異様な体験をするまもるたち。
広い宇宙を“外側”から見つめた、著者最高の宇宙冒険ロマン!
(角川文庫カバー解説より)
小松氏はいろいろな雑誌にSF?を書いているのですが、
たくさん書きすぎて自分でも初出不明の作品も多いようです(笑
ジュブナイル(児童向け)は少ないんだから覚えていても
良さそうなものなんですが…。
初出を調べていて同じ頃に作品が掲載されていた雑誌は、
「えろちか」とか「明治生命」とか「エコノミスト」とか…。
まったく脈絡が無い!(笑
「ブルドーザー」と称されるわけです…。
内容は子どもだけに読ませておくのはもったいない、と
思わせるほど小松節というかハードというか…。
「四次元の合わせ鏡」の他にも宇宙の外側や
観測と実際の違いの考察(不確定性原理を含む)など
博覧狂気いや強記のSF概念がてんこ盛りです。
こんな物知りの中学生がいるのか?はさておいても
ワクワクさせられる作品であることは間違いありません。
1976年に筑摩書房から単行本、
角川書店から文庫が出ましたが絶版です。
PCゲームもあったようですが、
PC−6001の時代なんで…。
それにしても本作が新刊で読めるなんて夢のようです…。
紙の本
秋の夜長の「星空宇宙紀行」(そんな「のんき」でいいのか…?)
2007/10/25 07:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宇宙の三文文士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いや~、未知の科学理論の「宝庫」だわなぁ。
「極指向性電磁波(もしくは「重力波」)による超空間通信」とか、「量子論的宇宙概念」とか…。
とりあえず「あー、なるほど」とかいいつつ、首を傾げておこう(わかってないじゃねぇか!)。
あとがきにも出てますけど、難しいところもあるようです。
理解しがたい「宇宙描写(なんだそれ?)」なんかもありますが、おおむね「地球人的」象形ですから想像はつくでしょう。
またそういったところは無視しても、「冒険小説」として充分なボリュームがあります。
物語の引き込みのところなんか、ちょっとした「探偵小説」張り。
みんなで楽しむ、「バーチャル(?)スペーストラベル」(不謹慎なヤツだ…)。
草原の勇者、宇宙を救う。
などなど…、「ごらくよーそ」まんさい。
古い作品だとかどっかに注意書きみたいなものが出てましたが、多少時代がかっている程度だからほとんど遜色ないみたい。
あ、一応「リメーク」してるんですね。
さ、ではここから「小松マニアわーるど」へ少年少女を引きずり込(やめんかぁ!)!