「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
なぜ古典籍は今日まで残ったのか? 装幀の違いにはどのような意味がこめられているか? 国文・重文の指定に長年従事した古典籍調査の達人が、古典籍に関わる諸事項を独自の切り口でポイントを抑えて語り尽くす生きた書誌学。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山本 信吉
- 略歴
- 〈山本信吉〉1932年東京生まれ。国学院大学大学院日本史学専攻博士課程単位修了。文化庁文化財保護部主任文化財調査官、奈良国立博物館長等を歴任。著書に「摂関政治史論考」など。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
和書、朝鮮本、漢籍。
2011/07/05 04:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一概に古書と言っても和書や朝鮮本、漢籍などがあるわけで、本の一つ一つの変化や色々な奥書、仏典における写本家の年齢について、といった事細かな事が案外重要なものを持っている事をこの本は示している。
僧侶が奥書に自らの年齢を記す事は一般的な例であったようで、親鸞聖人が自著や写本の奥書に自らの年齢を記した事は得意な事ではない事に気がついた。
韓国ドラマの歴史物で登場する書籍が糸が五つに綴じられているのは「朝鮮装」と二本で呼ばれている綴じ方だそうで、道理でそうなんだ、と思った。
書誌学や本に関する逸話も紹介されているので、古典籍を知るには一番だろう。