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紙の本
統合失調症あるいは精神分裂病 精神医学の虚実 (講談社選書メチエ)
著者 計見 一雄 (著)
目の前の何でもない風景が急にまがまがしく見える時。そこから始まる病はいかに進展し、回復していくのか? 精神科急性期治療の専門家が、統合失調症に付随する誤謬を論破し、治癒へ...
統合失調症あるいは精神分裂病 精神医学の虚実 (講談社選書メチエ)
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商品説明
目の前の何でもない風景が急にまがまがしく見える時。そこから始まる病はいかに進展し、回復していくのか? 精神科急性期治療の専門家が、統合失調症に付随する誤謬を論破し、治癒へつながる「病の本質」を解明する講義。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
計見 一雄
- 略歴
- 〈計見一雄〉1939年東京都生まれ。千葉大学医学部卒業。千葉県精神科医療センター長。日本精神科救急学会理事長。著書に「こころのくすり」ほか。
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精神医学専門家以外には読みにくく、不適当
2007/05/20 13:30
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:この病気を知りたい一般人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
精神科の専門家や学生には分かりやすい内容かもしれないが、一般人が統合失調症や精神分裂病に対する理解を深めようという目的で読むには全く適していない。本書は講義録であるため、文章が会話調・口語調(余計なことも入っている)で非常に読みにくく、話が飛んだり、読み手(この場合は講義の聴講者)が分かっていることが前提で内容が話されるため、予備知識がない一般人には何のことだか分からない。また、著者が英語の専門用語をカタカナにしたものを乱用するため、英語が分からない一般人の理解は完全に不可能である(小生は米国在住なため英語に問題はなく、そのおかげでカタカタ語に相当する英語が分かるが、それでもカタカナはキツイ)。省略語や内容の省略(分かって講義を聴いているものと著者は思って話している講義録であるため)が本書全般にわたっているため、読み終わった後も全く理解が深まっていない。ちょっとした症例のエピソードを読んだだけである。「養老氏や野村氏が絶賛」とあるが、医学会で有名な著者に(どういう理由かは不明だが)賛同しただけであろう。一般人ならば、『統合失調症がわかる本』がお勧めだ。こちらはまさに、入門的内容から専門的内容まで網羅されており、A to Zという感じで役に立つ。